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【企画展示・郷土】とっとり県民の日記念企画「障がい福祉の父 糸賀一雄」(平成30年9月12日(水)から10月10日(水)まで)

糸賀一雄.jpg

 「この子らを世の光に」。鳥取県出身の教育者、糸賀一雄(いとが かずお)氏の言葉です。知的障がい児等の入所・教育・医療を行う「近江学園」(昭和21年)の創設をはじめ、日本の障がい者福祉・教育に偉大な足跡を残されました。没後50年を迎える今年、その思想や実践、功績を振り返ります。

展示内容

DSCI0300.JPG鳥取で過ごした日々(母校や幼少時代を過ごした当時の鳥取など)、思想と実践(近江学園の取り組み、著作や講演内容など)を紹介します。

期間

平成30年9月12日(水)から10月10日(水)まで

開館時間:午前9時~午後7時(土・日・月・祝日は午後5時まで)

休館日:9月13日(木)・30日(日)      

場所

鳥取県立図書館 2階 通路ギャラリー

人物紹介

糸賀一雄(教育者)1914-1968

大正3(1914)~昭和43(1968)年。鳥取市生まれ。

米子市立義方小学校入学、鳥取市立日進小学校卒業。鳥取二中(現鳥取東高)、松江高をへて京都帝大文学部哲学科卒業。小学校代用教員を勤めた後、滋賀県庁に入り、秘書課長、食糧課長などを歴任。

昭和21年、知的障がい児等の入所・教育・医療を行う「近江学園」を創立。多くの先駆的な事業を進め、指導者を多数養成、全国各地へ送り出し、乳幼児検診システムの確立に努める等、国の制度づくりにも大きく貢献し、「障がい福祉の父」と呼ばれています。

また、鳥取においても、皆成学園の建設への助言をはじめ、研修の講師を務める等、障がい福祉の発展に寄与されました。

「この子らを世の光に」という彼の信条は、障がい児は社会の弱者であるという従来の人間観を打破した革新的な発想であると言われています。

昭和43年9月、滋賀県児童福祉施設等新任職員研修会の講義中に倒れ、翌日逝去。行年54歳。