終戦80年平和祈念プログラム 県立図書館特別資料展「戦後80年 県民の継承のいとなみ」の知事視察
終戦から80年という大きな節目を迎え、鳥取県では、戦争を知り、平和な世界の実現へとつながるプログ
ラムを展開しています。
プログラムの一環として8月13日(水)に開幕した標記の特別資料展を平井知事が視察します。
視察日時等
(1) 日時 8月15日(金)午前10時
(2) 場所 県立図書館2階 特別資料展示室
(3) 資料展の名称 特別資料展「戦後80年 県民の継承のいとなみ―戦争体験の想起とこれからの伝承―」
展示内容
本展では、新聞資料や体験談等の文集・記録をはじめとした地域資料等から体験者の記憶をたどり、戦争
の記憶とこれからの伝承活動のヒントとなる取組を紹介します。
(1) 「戦争」とはなんだろう?
戦争当時に発行された資料などから、「戦争」について解説します。
(主な展示資料) 開戦や終戦を伝える新聞、戦時中に使用された教科書 など
(2) 県民が体験した戦争 ―体験者の数だけ異なる戦争の姿―
鳥取県の人々の戦争体験を文学作品や記録からたどります。
(主な展示資料)
・水木しげる「娘よ、あれがラバウルの灯(ともしび)だ」の直筆原稿(昭和48年「中央公論9月号」掲載)
・日本赤十字社鳥取県支部の救護班に関する資料(原爆投下直後に広島市に入って救護した際の記録な
ど)
・県内の学徒勤労動員に関する資料(学徒勤労動員に出発する際に撮影した写真など)
(3) これまでの継承のいとなみ ―記録化と物語―
手記や語り部活動、新聞・テレビ報道、慰霊祭などの取組を振り返ります。
(主な展示資料) バレテ会会報、これまでに作成された戦争に関するドキュメンタリー番組・新聞の特
集記事の紹介パネルなど
(4) これからの伝承―世代を超えた記憶のつながり―
未来に向けた県内外の伝承活動を紹介します。
(主な展示資料)
・紙芝居「大山口列車空襲」(体験者から話を聞き、大山町立中山小学校6年生と先生が作成した紙芝居)
・伝承絵画「原爆の絵」(広島平和記念資料館蔵)。広島市立基町(もとまち)高等学校の生徒と証言者等が
共同で作成した「原爆の絵」)
その他の終戦80年平和祈念プログラム
・戦争の記憶パネル展(8月1~12日 原爆パネル、8月13~22日 戦災被害パネル。於:県庁ロビー)
・戦後80年平和の祈りと誓いの集い(8月13日開催)
・県立公文書館 特別企画展「兵士と家族 -さまざまな戦争体験の記録- (仮)」
会期:11月14日(金)~12月24日(水)(12月4日(木)は休館日) 会場:鳥取県立公文書館
資料展の会期等
(1) 会期 8月13日(水)~ 9月23日(火)
火~金は午前9時~午後7時、土・日・月・祝日は午前9時~午後5時
(休館日は8月14日(木)、8月25日(月)、8月31日(日)、9月11日(木))
(2) 特別資料展のホームページアドレス
https://www.library.pref.tottori.jp/info/-713923.html
★報道提供資料はこちら→【資料提供】知事の特別資料展観覧.pdf