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令和5年度郷土文化講演会を開催します!

内容

新俳句を鳥取にいち早く伝え、後進を指導したことで知られる阪本四方太(さかもと・しほうだ)が今年、生誕 150 年を迎えることを記念し、四方太の実像に迫る郷土文化講演会を開催します

日時

令和5年9月17日(日)午後1時30分から午後3時30分まで

会場

鳥取県立図書館 2階大研修室(鳥取市尚徳町101)

参加方法

・会場参加(定員80名、要事前申込)もしくはZoom(定員300名)によるオンライン参加(申込不要/当日先着順)

内容

(1)講演
演題:「~阪本四方太誕生150 年記念~鳥取近代俳句史における阪本四方太と彼に続いた俳人達」
講師:小山 貴子(こやま・たかこ)氏
【経歴】
・尾崎放哉研究家、自由律俳誌『青穂』代表、俳人。
尾崎放哉研究を機縁とし、鳥取「卯の花会」に参加した近代俳人についての研究を深め、鳥取県立図書館発行「郷土
文学者シリーズ」では尾崎放哉、阪本四方太の共同執筆を務める。今年第七回となる「尾崎放哉賞」の選者。現在も自
身の俳句を発表し、日々研究を進めている。
(2)関連展示
期間:令和5年8月11日(金)~9月17日(日)
場所:鳥取県立図書館2階通路ギャラリー
内容:四方太関連資料、近代鳥取俳人資料(田中寒楼、尾崎放哉、岡田機外)

その他

・主催:鳥取県立図書館(問合わせ先:郷土資料課)
・参加無料・要事前申込(会場参加の場合)
・「とっとり県民の日」関連行事
・とっとり県民カレッジ連携講座
・手話通訳/要約筆記あり


【阪本四方太(さかもとしほうだ)について】
明治6年2月4日-大正6年5月16日、享年44(満)。「四方太」は、本名「よもた」、俳号「しほうだ」と読む。
筆名、文泉子。現岩美町大谷出身、現鳥取市街に転住し、鳥取県尋常中学校から第三高等中学校補充科に進む。二高(仙台)在籍時に高浜虚子に俳句指導を受け、正岡子規の新俳句に傾倒。子規が選者を務める新聞『日本』俳句欄に掲載され、東京帝大進学後は『ホトトギス』の選者も務めた。子規が提唱し高浜虚子、河東碧梧桐ら当代一流の俳人が取り組んだ写生文の世界でも高い評価を得、代表作『夢の如し』は夏目漱石から激賞された。
中央で活躍した四方太だが、新俳句を鳥取にいち早く伝え後進を指導したことが知られる。また、落語に関心を持ち滑稽な俳味に重きを置いたとされる。
帝国大学附属図書館の司書官としても講座講師、図書館雑誌編集などの事績が認められ、四方太の遺児を支えるための基金が集められた逸話が残っている(『図書館雑誌』32 号[大正 6 年 11 月])。

報道提供資料 20230917kyoudobunka.pdf20230917kyoudobunkachirashi.pdf