「わたせのぶあき原画展」を開催します

鳥取県立図書館では平成３０年１２月に、鳥取市出身の画家わたせのぶあき氏（1936年～2011年）の御遺族より、絵本『ふ～んだ』の原画２２点を御寄贈いただきました。

これを機に、郷土出身画家のすぐれた作品を県民の皆様に知っていただくとともに、原画ならではの色使いや楽しさに触れていただくため、「わたせのぶあき原画展」を開催します。

多くの方々のご来場を心からお待ちしております。

平成３１年３月１日（金）～３月１９日（火）

・休館日　３月１４日（木）

・開館時間　火～金曜日　午前９時から午後６時３０分まで

　　　　　　土、日、月曜日　午前９時から午後５時まで

　鳥取県立図書館　2階　特別資料展示室

・絵本『ふ～んだ』の原画２２点

・シルクスクリーン版画「わたせのぶあき草原動物紀行」

・鳥取県総合情報誌「鳥取NOW」（４８号から６５号の表紙絵をわたせ氏が担当）

・わたせのぶあき氏を紹介した図書等

画家（日本美術家連盟会員）。

昭和11（1936）年、鳥取市に生まれる。平成23（2011）年没。本名：渡瀬宣昭。

美術家集団「どっぽ会」を結成し、フランスをはじめ海外などでも活動を展開。韓国での国際会、ニューヨーク日本展などに出品。国内外で個展も開催。独創的な色使いが特徴的。

昭和57（1982）年、ケニアで取材し、その後、取材をもとにアフリカの風景を描いた。平成17（2005）年には、それを再現したシルクスクリーン版画展「わたせのぶあき草原動物紀行」が鳥取市内で開催された。その際、わたせ氏が駐日ケニア大使に来鳥を呼びかけ、初日のテープカットが実現した。

著作に、絵本『ふ～んだ』（リブロポート　1989）、『巴里ものがたり』（自費出版　1984）がある。また、鳥取県総合情報誌「鳥取NOW」の表紙絵を４８号（2000年冬号）から６５号（2005年春号）まで担当。