小田 勝/著 -- 和泉書院 -- 2021.9 -- 815

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 815/オタ/一般 121570538 一般 利用可

資料詳細

タイトル 百人一首で文法談義
書名ヨミ ヒャクニン イッシュ デ ブンポウ ダンギ
シリーズ名 シリーズ扉をひらく
副叢書名
著者名 小田 勝 /著  
著者ヨミ オダ,マサル  
出版者 和泉書院  
出版年 2021.9
ページ数等 294p
大きさ 21cm
一般件名 日本語-文法 , 百人一首  
ISBN 4-7576-1009-2
ISBN13桁 978-4-7576-1009-5
定価 3000円
問合わせ番号(書誌番号) 1120432333
NDC8版 815
NDC9版 815
NDC10版 815
内容紹介 古典文法研究者が著した、異色の百人一首解説書。百人一首歌について、古注の諸説を整理した上で、語学の立場から改めて読み解く。その過程で、古典文法研究の最新の知見を、易しい語り口で縦横に解説する。
著者紹介 1964年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学)。國學院大學文学部教授。日本語学専攻。主著に、『古代語構文の研究』(おうふう、2006)、『実例詳解古典文法総覧』(和泉書院、2015)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ、我が衣手は露に濡れつつ。(天智天皇)
春過ぎて、夏来にけらし。白妙の衣干すてふ天の香具山。(持統天皇)
あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む。(柿本人麿)
田子の浦にうち出でて、見れば、白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ。(山辺赤人)
奥山に黄葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ、秋はかなしき。(猿丸大夫)
鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば、夜ぞ更けにける。(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば、春日なる三笠の山に出でし月かも。(安倍仲麿)
我が庵は都の辰巳、しかぞ住む。世を宇治山と人は言ふなり。(喜撰法師)
花の色は移りにけりな、いたづらに。我が身世にふるながめせし間に。(小野小町)
これや、この、行くも帰るも別れては、知るも知らぬも逢坂の関。(蝉丸)〔ほか〕