カトリーヌ・マラブー/〔著〕 -- 法政大学出版局 -- 2021.8 -- 367.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 367.9/マラフ/一般 121523551 一般 利用可

資料詳細

タイトル 抹消された快楽
書名ヨミ マッショウ サレタ カイラク
副書名 クリトリスと思考
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
副叢書名 1133
著者名 カトリーヌ・マラブー /〔著〕, 西山 雄二 /訳, 横田 祐美子 /訳  
著者ヨミ マラブー,カトリーヌ , ニシヤマ,ユウジ , ヨコタ,ユミコ  
出版者 法政大学出版局  
出版年 2021.8
ページ数等 180p
大きさ 20cm
原書名 原タイトル:LE PLAISIR EFFACE
一般件名 , 女性 , 生殖器  
ISBN 4-588-01133-2
ISBN13桁 978-4-588-01133-7
定価 2400円
問合わせ番号(書誌番号) 1120425196
NDC8版 367.9
NDC9版 367.9
NDC10版 367.9
内容紹介 生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として存在を隠蔽されてきたクリトリスは女性に向けられてきた暴力を記憶している。哲学は快楽を肯定できるのか。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する。
著者紹介 【カトリーヌ・マラブー】1959年、アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。ドイツ・フランス近現代哲学。主な著書に『わたしたちの脳をどうするか-ニューロサイエンスとグローバル資本主義』(桑田光平・増田文一朗訳、春秋社、2005年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【西山雄二】1971年生まれ。東京都立大学教授。現代フランス思想。著書に『異議申し立てとしての文学-モーリス・ブランショにおける孤独・友愛・共同性』(御茶の水書房、2007年)、『哲学への権利』(勁草書房、2011年)、編著書に『終わりなきデリダ-ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』(法政大学出版局、2017年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
さまざまな抹消
女神のようなもの(ニンフ1)
性のないイメージ―ボッカッチョ、ヴァールブルク、アガンベン(ニンフ2)
存在のないナジャ、「愛の対象たる女」に関する短評(ニンフ3)
政治的解剖学
シモーヌ・ド・ボーヴォワールによる「性的実存」
ドルト、ラカンと「関係」
「女性器とはクリトリスである」、カルラ・ロンツィと差異のフェミニズム
リュス・イリガライ「女は閉じても開いてもいない」
「罪なき女性器に対する愛情と敬意とともに」
切除と修復―適切な語とは?
技術的に改造された身体―ポール・B・プレシアドとトランスフェミニズム
「我が外陰部、我が大いなる外陰部」(ニンフ4 ニンフォマニアック)
現実の脱自帯
クリトリス、アナーキー、女性的なもの