西條 剛央/著 -- 山川出版社 -- 2021.2 -- 369.31

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 369.3/サイシ/一般 121395027 一般 利用可

資料詳細

タイトル クライシスマネジメントの本質
書名ヨミ クライシス マネジメント ノ ホンシツ
副書名 本質行動学による3.11大川小学校事故の研究
著者名 西條 剛央 /著  
著者ヨミ サイジョウ,タケオ  
出版者 山川出版社  
出版年 2021.2
ページ数等 543p
大きさ 20cm
一般件名 東日本大震災(2011) , 津波-宮城県-石巻市 , 石巻市立大川小学校 , 行動科学 , 危機管理  
ISBN 4-634-15186-3
ISBN13桁 978-4-634-15186-4
定価 2500円
問合わせ番号(書誌番号) 1120392256
NDC8版 369.31
NDC9版 369.31
NDC10版 369.31
内容紹介 東日本大震災から10年。108名のうち74名が犠牲となった大川小学校の事故は、遺族らによる長い闘いの末、2019年の最高裁決定で「組織的過失」が認定された。その「失敗の本質」を明らかにし、教訓からクライシスマネジメントのあり方を提言する。
著者紹介 1974年仙台市生まれ。日本学術振興会特別研究員DCおよびPD、早稲田大学大学院(MBA)専任講師、客員准教授を経て、エッセンシャル・マネジメント・スクール代表。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 本質行動学による大川小学校事故の研究―質的研究法SCQRMによる科学的構造化と提言(大川小学校の事故の謎に迫る―事故の「構造化」について;あの日の校庭―構造化による概念、カテゴリーの生成;事故の構造 なぜ大川小だったのか―事故の「背景要因」「大川小固有の要因」とは;10の謎の解明―構造から導き出される「なぜ」への回答;あの日、何を最優先にすべきだったか―未来の命を守るための10の提言)
第2部 大川小学校事故の「事後対応」マネジメントの研究―遺族たちはなぜ、司法による真相解明を求めざるをえなかったのか(大川小学校の校庭を支配した「超正常性バイアス」―意思決定の停滞を招いた心理的要因に焦点化した構造化;教員組織のクライシスマネジメント―組織的過失の土壌「事なかれ主義」の学校経営;事故対応のクライシスマネジメント―石巻市教育委員会の事後対応を検証する;大川小学校検証委員会のあり方を検証する―報告書の科学性と公共性、第三者委員会のリスクアセスメント)
第3部 クライシスマネジメントの本質―組織、教育、社会の不条理に対抗する本質行動学の視座(大川小学校事故裁判からの教訓―組織の不条理を乗り越え、新たな意味を与えるために;大川小学校から教育の不条理を越え「未来を拓く」―大川小学校初の校長研修が始まる;石巻市、被災地で初めて原発再稼働に同意する―社会の不条理を引き起こす心理構造の解明、まっとうなクライシスマネジメントを実現するために必要なこと)