西郷 甲矢人/著 -- 筑摩書房 -- 2019.12 -- 410.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 410.1/サイコ/一般 121055597 一般 利用可

資料詳細

タイトル 〈現実〉とは何か
書名ヨミ ゲンジツ トワ ナニカ
副書名 数学・哲学から始まる世界像の転換
シリーズ名 筑摩選書
副叢書名 0182
著者名 西郷 甲矢人 /著, 田口 茂 /著  
著者ヨミ サイゴウ,ハヤト , タグチ,シゲル  
出版者 筑摩書房  
出版年 2019.12
ページ数等 266p
大きさ 19cm
一般件名 数理哲学  
ISBN 4-480-01690-2
ISBN13桁 978-4-480-01690-4
定価 1600円
問合わせ番号(書誌番号) 1120309479
NDC8版 410.1
NDC9版 410.1
内容紹介 「現れの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追求した、学問の変革を促す画期的試論。
著者紹介 【西郷甲矢人】1983年生まれ。長浜バイオ大学バイオサイエンス学部准教授。専門は、数理物理学(非可換確率論)。京都大学理学研究科(数学・数理解析専攻)博士後期課程修了。博士(理学)。共編著に『圏論の歩き方』『指数関数ものがたり』(ともに日本評論社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【田口茂】1967年生まれ。北海道大学大学院文学研究院教授、同大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)センター長。専門は、西洋近現代哲学(特に現象学)など。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、同研究科博士後期課程にて単位取得後、2003年ドイツ・ヴッパータール大学にて哲学博士号取得。著書に『現象学という思考』(筑摩選書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 実体から不定元へ―「量子場」概念の根本的再考(「場」とは何か―二重スリットの実験から;粒子も場も実体ではない―真に現われているものへ ほか)
第2章 「数学」とは何をすることなのか―非規準的選択(数学における非規準的選択;非規準的選択と普遍性 ほか)
第3章 「現われること」の理論―現象学と圏論(現象学における「変わらないもの」;圏から「同じもの」へ ほか)
第4章 置き換え可能性から自由へ―現実論のポテンシャル(再び置き換え可能性をめぐって;「私」―「自己」の問題 ほか)
第5章 “自由”から現実を捉えなおす―決定論から非可換確率論へ(決定論を吟味する;因果のなかでの自由―現実の一般構造 ほか)