エルンスト・ユンガー/著 -- 田畑書店 -- 2019.12 -- 943

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 943/ユンカ/一般 121174787 一般 利用可

資料詳細

タイトル ガラスの蜂
書名ヨミ ガラス ノ ハチ
著者名 エルンスト・ユンガー /著, 阿部 重夫 /訳, 谷本 愼介 /訳  
著者ヨミ ユンガー,エルンスト , アベ,シゲオ , タニモト,シンスケ  
出版者 田畑書店  
出版年 2019.12
ページ数等 318p
大きさ 20cm
原書名 原タイトル:Glaserne Bienen
ISBN 4-8038-0367-6
ISBN13桁 978-4-8038-0367-9
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120308310
NDC8版 943
NDC9版 943.7
内容紹介 殺意か警告か…。不気味な羽音とともに無数に湧きだす透明な“幽体”の軍団。大戦敗北の屈辱に、ドイツ軍の精鋭が幻視した黙示録は、現代の恐怖となる。およそ半世紀以上も前に「現代のディストピア」を幻視した『ガラスの蜂』を全訳。詳細な訳注つき。
著者紹介 【エルンスト・ユンガー】ドイツの思想家、小説家、ナチュラリスト、軍人。1895年に生まれる。1914年、第一次世界大戦に志願兵として出征。西部戦線で戦い、1918年プロイセンの最高勲章プール・ル・メリットを最年少で受賞した。1920年、戦記の傑作『鋼鉄の嵐』を出版。その後、賠償に喘ぐ敗戦国ドイツの復興をめざす〈保守革命派〉に身を投じる。ナチス政権誕生を予見する『労働者』を書いたが、ヒトラーが独裁を確立するやベルリンを去り、森に隠棲して昆虫採集などに没頭する。1939年に書いた小説『大理石の断崖の上で』が後に〈抵抗文学〉として評価される。同年、国防軍に復帰してパリに進駐。戦後の欧州再生ビジョンを記した秘密文書「平和」は反ナチスの軍幹部に回覧され、1944年のヒトラー暗殺計画の支柱となった。戦後は「20世紀のゲーテ」と呼ばれ、日記、エッセイ、小説、往復書簡など旺盛な執筆活動で1982年にゲーテ賞を受賞した。1985年、ユンガーの名を冠した昆虫学賞が創設された。1998年、102歳で死去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【阿部重夫】1948年、東京生まれ。1973年、東京大学文学部社会学科卒、日本経済新聞入社。社会部、整理部、金融部、証券部、論説委員を経てロンドン駐在。1998年退社、2006年に月刊誌FACTAを創刊、病を得て19年8月退社。日本新聞協会賞を1992年と94年に受賞。著書に『イラク建国』(中公新書)など。訳書にP・K・ディック『市に虎声あらん』(平凡社)、『ジャック・イジドアの告白』(早川書房)、D・F・ウォレス『これは水です』(田畑書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)