坂野 徹/著 -- 勁草書房 -- 2019.6 -- 402.974

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 402.9/サカノ/一般 120895191 一般 利用可

資料詳細

タイトル 島の科学者
書名ヨミ シマ ノ カガクシャ
副書名 パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究
著者名 坂野 徹 /著  
著者ヨミ サカノ,トオル  
出版者 勁草書房  
出版年 2019.6
ページ数等 356,30p
大きさ 22cm
一般件名 学術探検-ミクロネシア-歴史 , 科学者-日本-歴史 , パラオ熱帯生物研究所 , 植民地(日本)-ミクロネシア-歴史  
ISBN 4-326-10274-8
ISBN13桁 978-4-326-10274-7
定価 4700円
問合わせ番号(書誌番号) 1120274682
NDC8版 402.974
NDC9版 402.974
内容紹介 帝国日本の科学者は南の島で何を調べようとしていたのか。日本統治下ミクロネシア、コロール島に存在したパラオ熱帯生物研究所を中心に、研究者と「島民」、帝国日本の意思、国策会社の活動が交錯する「島」の姿を描く。
著者紹介 1961年生まれ。1994年東京大学大学院理学系研究科(科学史・科学基礎論)博士課程単位取得退学。現在 日本大学経済学部教授。専攻 科学史・科学論(博士(学術))。著書『人種概念の普遍性を問う』(人文書院、2005年、共著)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ “島”にわたった科学者たち
占領と視察―第一次世界大戦と南洋研究の起源
南洋庁と現地調査(1)―民族誌と自然人類学
南洋庁と現地調査(2)―ヤップ島の人口減少をめぐって
「文明」から遠く離れて―土方久功と「裸の土人たち」
サンゴ礁の浜辺で―パラオ熱帯生物研究所の来歴
緑の楽園あるいは牢獄―パラオ熱帯生物研究所の研究生活
“島”を往来する―南洋学術探検隊・田山利三郎・八幡一郎・杉浦健一
「来るべき日」のために―京都探検地理学会のポナペ調査
さらに南へ!―戦時下のパラオ熱帯生物研究所とニューギニア資源調査
パラオから遠く離れて―パラオ研関係者のアジア・太平洋戦争
“島”が遺したもの―南洋研究と岩山会の戦後
エピローグ 科学者が歴史を記録するということ