エリザベート・ザントマン/著 -- 梨の木舎 -- 2019.4 -- 707.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 707.9/サント/一般 120703775 一般 利用可

資料詳細

タイトル 奪われたクリムト
書名ヨミ ウバワレタ クリムト
副書名 マリアが『黄金のアデーレ』を取り戻すまで
著者名 エリザベート・ザントマン /著, 永井 潤子 /訳, 浜田 和子 /訳  
著者ヨミ ザントマン,エリザベート , ナガイ,ジュンコ , ハマダ,カズコ  
出版者 梨の木舎  
出版年 2019.4
ページ数等 172p
大きさ 21cm
原書名 原タイトル:DER GESTOHLENE KLIMT
一般件名 犯罪(美術品) , 戦争犯罪 , ナチス  
ISBN 4-8166-1902-X
ISBN13桁 978-4-8166-1902-1
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1120259282
NDC8版 707.9
NDC9版 707.9
内容紹介 アメリカに亡命したアデーレの姪マリア・アルトマンは、ナチスに略奪され、戦後はオーストリアの美術館で展示されていた絵の返却を求め、オーストリア国家を訴えた…。グスタフ・クリムトの『黄金のアデーレ』をめぐる物語。
著者紹介 【永井潤子】1934年3月、東京生まれ。1958年東京外国語大学、ドイツ学科国際関係コース卒業。1956年から「ラジオ・タンパ(現ラジオ日経)」(東京)のプロデューサー。1972年からドイツの公共国際放送「ドイチェ・ヴェレ」日本語放送記者。2000年4月から2008年まで、NHK「ラジオ深夜便」ワールドネットワーク報を日本語で発信。ベルリン在住。著書『ドイツとドイツ人_放送記者の眼から』ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【浜田和子】1945年埼玉県生まれ。上智大学ドイツ文学科卒業。東京ゲーテ・インスティテュート勤務。1977年よりベルリン自由大学で美術史を学ぶ。1984年から87年まで、東ドイツの日本企業プラント通訳。ベルリン在住。共著『美術史を解き放つ』(時事通信社)共訳『ナチズムと強制売春』(明石書店)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
マリア
アデーレ叔母さん、クリムトと「ウィーン・モデルネ」
ラヴェンナとウィーンの間で―クリムトの黄金の勝利
賞賛と嘲笑
ブロッホ=バウアー夫妻のクリムト・コレクション
1918年以後のウィーンとアデーレの死
アデーレの遺言書
マリアの結婚
近づく破局
屈尋と財産没収
逮捕、略奪と脅し
財産の抵当としてのフリッツ・アルトマン
勝手な収奪と捏造された脱税容疑
最後の瞬間に、オランダ経由でイギリスからアメリカに亡命
大規模な闇取引と財産の強制整理
滞在許容許可証を得てスイスに亡命
良かったのはお天気だけだった。アメリカでの新しい生活
1945年以後は皆が「犠牲者」だった。追随者も加害者も
奪われた絵を探して
強制された贈与、捻じ曲げられた真実と恐喝
権利があるということは、権利を手に入れることと同じではない
歴史を正す労多き試み
大いなる失望
マリア・アルトマン対オーストリア国家
最高裁判所が判決を下す
重大な決定
ランドル・シェーンベルクへのインタビュー(エリザベート・ザントマン)