-- 笠間書院 -- 2019.2 -- 911.102

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 911.1/コレク-80/一般 120817393 一般 利用可

資料詳細

タイトル コレクション日本歌人選
書名ヨミ コレクション ニホン カジンセン
巻次 080
巻書名 酒の歌
巻書名 酒の歌
出版者 笠間書院  
出版年 2019.2
ページ数等 133p
大きさ 19cm
一般注記 欧文タイトル:Collected Works of Japanese Poets
一般件名 歌人 , 和歌-歌論・歌話 , 酒-文学上  
ISBN 4-305-70920-1
ISBN13桁 978-4-305-70920-2
定価 1300円
問合わせ番号(書誌番号) 1120249587
NDC8版 911.102
NDC9版 911.102
内容紹介 酒は百人各様各々が異なる「酔い」を見せるという厄介な代物だが、それは酒の罪でもなんでもないというアイロニカルな存在である。古代から現代までの「日本の酒の歌」を「酒・酒の歌・文学」として読み解くアンソロジー。
著者紹介 1943年東京都生。東京大学大学院博士課程満期退学。共立女子短期大学助教授、国立国文学研究資料館教授。現在 同資料館名誉教授。主要著書『百人一首―定家とカルタの文学史』(平凡社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
酒を飲べて飲べ酔うてたふとこりぞ参で来ぞよろぼひぞ参で来る参で来る参で来る(作者未詳)
新栄の神の御酒を飲げと言ひけばかもよわが酔ひにけむ(常陸国人某)
この御酒はわが御酒ならず日本なす大物主の醸みし御酒いく久いく久(高橋邑の人活日)
味飯を水に醸みなしわが待ちし代は実なし直にしあらねば(一娘子)
風雑り雨降る夜の雨雑り雪降る夜は術もなく寒くしあれば堅塩を取りつつしろひ糟湯酒うち啜ろひて咳かひ鼻びしびしにしかとあらぬ鬚かき撫でて我を措きて人はあらじと―(山上憶良)
験なき物を思はずは一坏の濁れる酒を飲むべくあるらし(大伴旅人)
なかなかに人とあらずは酒壺に成りにてしかも酒に染みなむ(同)
あな醜賢しらをすと酒飲まぬ人をよく見れば猿にかも似る(同)
官にも許し給へり今夜のみ飲まむ酒かも散りこすなゆめ(大伴一族某)
居り明かしも今夜は飲まむほととぎす明けむ朝は鳴き渡らむそ(大伴家持)〔ほか〕