久井 英輔/著 -- 学文社 -- 2019.1 -- 379.021

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 379/ヒサイ/一般 120834894 一般 利用可

資料詳細

タイトル 近代日本の生活改善運動と〈中流〉の変容
書名ヨミ キンダイ ニホン ノ セイカツ カイゼン ウンドウ ト チュウリュウ ノ ヘンヨウ
副書名 社会教育の対象 主体への認識をめぐる歴史的考察
著者名 久井 英輔 /著  
著者ヨミ ヒサイ,エイスケ  
出版者 学文社  
出版年 2019.1
ページ数等 389p
大きさ 22cm
内容細目 内容:本書の問題設定. 近代化初期日本における「生活」と〈中流〉の「発見」. 〈中流〉と「生活をめぐる啓蒙」の結合. 生活改善運動の興隆と社会階層への視線. 生活改善運動における「都市」「農村」と〈中流〉. 生活改善運動における〈中流〉と「無産階級」. 消費行動・流通機構変革の担い手としての〈中流〉. 「生活」に着目するマスメディアと〈中流〉の位置. 「個別化した生活者としての〈中流〉」と共同性の構築. 総括と展望
一般件名 社会教育-日本-歴史-1868~1945 , 生活問題-日本-歴史-1868~1945 , 中間階級-日本-歴史-1868~1945  
ISBN 4-7620-2856-8
ISBN13桁 978-4-7620-2856-4
定価 7500円
問合わせ番号(書誌番号) 1120242330
NDC8版 379.021
NDC9版 379.021
著者紹介 1971年,東京都武蔵野市に生まれる。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。兵庫教育大学教育・社会調査研究センター専任講師を経て,現在,広島大学大学院教育学研究科准教授。専門は社会教育研究。博士(教育学)。主な著書として『社会教育・生涯学習研究のすすめ ―社会教育の研究を考える―』(津田英二,鈴木眞理との共編。学文社,2015年),『新生活運動と日本の戦後 ―敗戦から1970年代―』(大門正克編,分担執筆。日本経済評論社,2012年)など。主要な単著論文として「戦後社会教育の制度枠組と「地域社会」「貧困」」(『教育学研究』第85巻4号,2018年),「社会教育研究における歴史的手法の「有用性」と「実践性」 ―カテゴリー,価値を相対化する知としてのあり方―」(『社会教育研究における方法論(日本の社会教育 第60集)』東洋館出版社,2016年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 本書の問題設定
第1章 近代化初期日本における「生活」と“中流”の「発見」―概念史・認識史的概観
第2章 “中流”と「生活をめぐる啓蒙」の結合―明治後期・大正前期における理念的・実践的展開の概観
第3章 生活改善運動の興隆と社会階層への視線―生活改善同盟会の大正期における理念・事業とマスメディア
第4章 生活改善運動における「都市」「農村」と“中流”―生活改善同盟会/中央会の昭和初期における動向
第5章 生活改善運動における“中流”と「無産階級」―森本厚吉の「階級」観と文化普及会の活動の推移
第6章 消費行動・流通機構変革の担い手としての“中流”―大正期の商工行政と「世帯の会」による運動
第7章 「生活」に着目するマスメディアと“中流”の位置―博文館による『生活』刊行の経緯と誌面の特徴・変遷
第8章 「個別化した生活者としての“中流”」と共同性の構築―「生活をめぐる啓蒙」のメディアとしての婦人雑誌とその変容
終章 総括と展望