緒方 俊平/画・文 -- -- 2018.12 -- E

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 E/オカタ/児童H 120837383 児童 利用可

資料詳細

タイトル わすれていてごめんね
書名ヨミ ワスレテ イテ ゴメンネ
副書名 夾竹桃物語
著者名 緒方 俊平 /画・文  
著者ヨミ オガタ,シュンペイ  
出版年 2018.12
ページ数等 47p
大きさ 22×31cm
一般注記 英語併記
ISBN 4-02-100271-5
ISBN13桁 978-4-02-100271-7
定価 1500円
問合わせ番号(書誌番号) 1120236709
NDC8版 E
NDC9版 E
内容紹介 広島に落ちた原子爆弾で死んでいったのは、人間だけではない。ほとんど見向きもされてこなかった動植物の命を見つめ、平和への祈りを伝える物語。日英対訳。
著者紹介 1946年福岡県で生まれる。後に、父親が原爆投下直後の広島市に入市したことによる、入市被爆二世であることを知る。1972年、広島市で弁護士を開業。主に企業法務を中心に仕事を展開しながらも、環境問題に関する裁判にも取り組む。また社会貢献活動として、被爆者救済や公害被害者の救済訴訟にも参加する。40歳を過ぎてから仏教への理解を深め、日本の伝統的な仏教の修行である“修験道”に接し、弁護士業を営みながらも夜間を中心に8年間、山岳修行を行う。また、その頃より墨による絵画に取り組み、数多くの個展を開催。1999年、イタリア・ミラノ市のサンタンブロージョ教会美術館並びにコモ市のファミリア・コマスカ教会に招待され、墨絵の個展を行う。50歳になると、地上のすべての生命に対して共鳴するようになる。さまざまな資料に触れることで、原爆で死んだのは人間だけではなく、犬や猫、鳥や魚、豚や馬、さらには昆虫や樹々までもすべて核爆発により一瞬にして消失したことに改めて気づき、衝撃を受ける。このことから2000年、絵本『夾竹桃物語 わすれていてごめんね』を出版。原爆は全ての生態系を消失させ、生き残った命の遺伝子まで変形させて、生きるものを苦しめ続ける。人間の悲惨さは多く語り継がれているが、動植物の命については、ほとんど見向きもされていないことを強く訴えた。さらに、全国の小中学校に本書を無料配布、子どもたちに積極的に平和を考えるきっかけを与えるために、2001年より毎年、読書感想文や絵・書道のコンクールを実施。これまで約3万人以上の小中学生から作品が届けられている。作者とハワイ州日系弁護士グループとの交流がきっかけとなり、今回、日英併記版を刊行することとなった。多くの米国の友人たちに、ヒロシマの物語を知ってもらいたいと願っている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)