黒田 友哉/著 -- 吉田書店 -- 2018.11 -- 319.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 319.3/クロタ/一般 120583268 一般 利用可

資料詳細

タイトル ヨーロッパ統合と脱植民地化、冷戦
書名ヨミ ヨーロッパ トウゴウ ト ダツショクミンチカ レイセン
副書名 第四共和制後期フランスを中心に
著者名 黒田 友哉 /著  
著者ヨミ クロダ,トモヤ  
出版者 吉田書店  
出版年 2018.11
ページ数等 216,83p
大きさ 22cm
一般注記 欧文タイトル:La construction europeenne face a la decolonisation et a la guerre froide
一般件名 欧州統合-歴史 , フランス-外国関係-歴史-1945~ , 植民地(フランス)-歴史-1945~  
ISBN 4-905497-67-1
ISBN13桁 978-4-905497-67-7
定価 4400円
問合わせ番号(書誌番号) 1120226856
NDC8版 319.3
NDC9版 319.3
内容紹介 1950年代後半、脱植民地化、冷戦という国際環境のコンテクストを意識した上で、フランスのヨーロッパ統合政策とアフリカ政策をリンゲージする「ユーラフリック」に焦点を当て、フランスがそれを推進した動機と果たした役割を分析する。
著者紹介 1979年生まれ。2003年京都大学総合人間学部卒業。2009年、パリ第一大学/セルジー=ポントワーズ大学大学院ヨーロッパ統合論修士課程修了(Master Recherche)。2010年慶應義塾大学大学院法学研究科より博士(法学)を取得。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在、帝京大学法学部講師。専門は国際関係史、ヨーロッパ統合論、フランス外交史、ヨーロッパ・アジア関係。主著:『複数のヨーロッパ――欧州統合史のフロンティア』(共著、北海道大学出版会、2011年)、『戦後アジア・ヨーロッパ関係史』(共著、慶應義塾大学出版会、2015年)、「EC/アセアン関係の制度化1967-1975年――EU-アジア関係の一起源をめぐって」『国際政治』第182号(2015年)(日本国際政治学会、第9回奨励賞受賞)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章(問題の設定;本研究の背景―フランス外交史における第四共和制後期の研究の現状と歩みの総括 ほか)
第1章 第二次世界大戦後ヨーロッパ統合におけるフランス―海外領土の位置付けを中心に(「ユーラフリック」の起源―連邦としての「ユーラフリック」か、独仏協調による植民地開発か;マーシャル・プランと海外領土の位置付け―例外的「ユーラフリック」 ほか)
第2章 欧州経済共同体設立交渉とフランス―海外領土の加入を中心に(一九五五‐一九五七年)(脱植民地化の波と海外領土の再編;スパーク報告と海外領土問題の争点化 ほか)
第3章 欧州原子力共同体(ユーラトム)設立交渉とフランス―海外領土の加入を中心に(一九五五‐一九五七年)(メッシーナ会議と政府間委員会;スパーク報告と海外領土問題の争点化 ほか)
第4章 欧州自由貿易圏構想とフランスの対応―海外領土・国(PTOM)問題を中心に(一九五六‐一九五八年)(小欧州と大欧州;プランGの開始と英仏連合交渉 ほか)
第5章 ローマ条約の始動―発効、関税同盟一段階始動における動揺・確立とその後(ローマ条約批准とGATT問題―海外領土の連合をめぐる議論を中心に;EEC委員会の発足とアフリカ問題への介入 ほか)