徳田 和夫/編 -- 勉誠出版 -- 2018.7 -- 388

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 388/ヒカシ/一般 120615051 一般 利用可

資料詳細

タイトル 東の妖怪・西のモンスター
書名ヨミ ヒガシ ノ ヨウカイ ニシ ノ モンスター
副書名 想像力の文化比較
シリーズ名 学習院女子大学グローバルスタディーズ
副叢書名
著者名 徳田 和夫 /編  
著者ヨミ トクダ,カズオ  
出版者 勉誠出版  
出版年 2018.7
ページ数等 339p
大きさ 21cm
内容細目 内容:怪異と驚異の東西 徳田和夫著. 二つの「一つ家」 小松和彦著. 驚異から警告まで 尾形希和子著. 妖怪・モンスターの攻略 徳田和夫著. 妖怪概念のグローバル化の試み マティアス・ハイエク著. 本の妖怪、妖怪の本 ケラー・キンブロー著 キンブロー衣い子訳. 蛇女の変容 木村慧子著. 平田篤胤における実在と不在をめぐる問題 根占献一著. 光るものは奇跡か妖怪か 山本陽子著. 水陸斎・水陸斎図、掲鉢図からみた植物の擬人化の様相 伊藤信博著. 中世の妖怪 岩崎雅彦著. 日本のサブカルチャーにおける〈生ける屍〉の展開 伊藤慎吾著
一般件名 妖怪-東洋 , 怪物-西洋 , 東洋と西洋  
ISBN 4-585-23057-2
ISBN13桁 978-4-585-23057-1
定価 3800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120206202
NDC8版 388
NDC9版 388
内容紹介 非実在の生き物を造形する営みの歴史は東西に共通してみられ、日本においては妖怪、西洋においてはモンスターや妖精として古くから語り継がれてきた。それぞれの文化で育まれてきた「見えないもの」の物語を通して、精神文化の差異と類似、普遍性を探る。
著者紹介 学習院女子大学教授。専門は中世日本文学、お伽草子絵巻、民間説話学、比較文化論。主な編著書に『お伽草子事典』(東京堂出版、2002年)、『お伽草子百花繚乱』(笠間書院、2008年)、『中世の寺社縁起と参詣』(竹林舎、2013年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
総論 怪異と驚異の東西―妖怪とモンスター
第1部 怪談と怪物(二つの「一つ家」―国芳と芳年の「安達ヶ原」をめぐって;驚異から警告まで―西洋の怪物表象)
第2部 東西に照らす(妖怪・モンスターの攻略―鏡の呪力伝承を通して;妖怪概念のグルーバル化の試み―南フランスの妖怪を中心にして;本の妖怪、妖怪の本―東西の付喪神考;蛇女の変容―「レイミア」と「蛇性の婬」の場合)
第3部 思想の響き合い(平田篤胤における実在と不在をめぐる問題―特に霊魂不滅との関連で;光るものは奇跡か妖怪か―和洋・神仏における発光するものへの好悪感覚の相違)
第4部 東の観想(水陸斎・水陸斎図、掲鉢図からみた植物の擬人化の様相;中世の妖怪―「鵺」と「土蜘蛛」の名前について;日本のサブカルチャーにおける〈生ける屍〉の展開―ライトノベルを中心に)