曽野 綾子/著 -- KADOKAWA -- 2018.5 -- 914.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 914.6/ソノ/一般H 120571644 一般 利用可

資料詳細

タイトル 納得して死ぬという人間の務めについて
書名ヨミ ナットク シテ シヌ ト イウ ニンゲン ノ ツトメ ニ ツイテ
著者名 曽野 綾子 /著  
著者ヨミ ソノ,アヤコ  
出版者 KADOKAWA  
出版年 2018.5
ページ数等 256p
大きさ 18cm
ISBN 4-04-895644-2
ISBN13桁 978-4-04-895644-4
定価 926円
問合わせ番号(書誌番号) 1120193232
NDC8版 914.6
NDC9版 914.6
内容紹介 いかに最後の日を送るかを決めるのは、死んでからじゃ遅い。13歳で終戦を迎え、3人の親を自宅で看取り、2017年、夫を見送った著者が生涯をかけ対峙してきた「死ぬ」という務めとそれまでを「生きる」任務。
著者紹介 1931年生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。大学在学中から同人誌で執筆を始め、23歳の時『遠来の客たち』が芥川賞候補となり文壇デビューを果たす。1979年、ローマ教皇庁より「ヴァチカン有功十字勲章」を授章。1972~2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表を、1995~2005年まで日本財団会長を務めた。『誰のために愛するか』『老いの才覚』『人間にとって成熟とは何か』などヒット作多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 人間が確実に体験する「死」という人生最大の準備について(日本人は高度な学問は学ぶが誰もが確実に体験する死は学校で教わらずに社会に出る。こんなおかしな話はない;人生は思い通りにならない。それでも人間には小さな幸福が与えられている。それだけでいいのだ;私たちは日常性の中でなんということなくある日この世から「劇的でなく」消えるのがいい;晩年はいつでもやってくる。だから金も知識も人間関係も常に「整理」しなければならない。人生は整理の仕方にかかっている;六十歳を迎えたら自分はどのように金を使い何をしたら満足するか事前に少しでも予測すべきだ ほか)
第2部 夫を見送った後に対面するようになった「死」について(利己的で不機嫌な老人になるか、明るく楽しい老人になるか。いかに最後の日を送るかは自分で決めることである;常に別れの日を意識して人と会っていることが必要だ。そしてできれば温かい優しい労わりを示し別れたいものだ;肉親を亡くすことはごく平凡な変化である。家族はそれをできるだけ静かに何気なくやり過ごす義務がある;努力と結果は一致しないし将来の幸福とも関係ない。努力は現世で成功するためではなく悔いなく死ぬための準備である;人生は目的に達すればいいというものではない。楽しんだり苦しんだりする道程に意味があるのだ ほか)