小澤 実/編 -- 勉誠出版 -- 2017.11 -- 210.01

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 210.01/キンタ/一般 120455731 一般 利用可

資料詳細

タイトル 近代日本の偽史言説
書名ヨミ キンダイ ニホン ノ ギシ ゲンセツ
副書名 歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー
著者名 小澤 実 /編  
著者ヨミ オザワ,ミノル  
出版者 勉誠出版  
出版年 2017.11
ページ数等 375,9p
大きさ 22cm
内容細目 内容:偽史言説研究の射程 小澤実著. 偽文書「椿井文書」が受容される理由 馬部隆弘著. 神代文字と平田国学 三ツ松誠著. 近代竹内文献という出来事 永岡崇著. 「日本古代史」を語るということ 長谷川亮一著. 戦時下の英雄伝説 石川巧著. ユダヤ陰謀説 高尾千津子著. 酒井勝軍の歴史記述と日猶同祖論 山本伸一著. 日猶同祖論の射程 津城寛文著. 「日本の」芸能・音楽とは何か 齋藤桂著. 原田敬吾の「日本人=バビロン起源説」とバビロン学会 前島礼子著. 「失われた大陸」言説の系譜 庄子大亮著
一般件名 歴史学-日本-歴史-明治以後 , 偽書  
ISBN 4-585-22192-1
ISBN13桁 978-4-585-22192-0
定価 3800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120152121
NDC8版 210.01
NDC9版 210.01
内容紹介 「チンギスハンは源義経である」「イエス・キリストは日本で死んだ」…。近代日本において、何故、このような荒唐無稽な物語が展開・流布していったのか。オルタナティブな歴史叙述のあり方を照射し、歴史を描き出す行為の意味をあぶりだす。
著者紹介 1973年生まれ。立教大学文学部准教授。専門は北欧史、西洋中世史、史学史。著書に『北西ユーラシアの歴史空間 前近代ロシアと周辺世界』(長縄宣博と共編、北海道大学出版会、2016年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
偽史言説研究の射程
第1部 地域意識と神代史(偽文書「椿井文書」が受容される理由;神代文字と平田国学;近代竹内文献という出来事―“偽史”の生成と制度への問い)
第2部 創造される「日本」(「日本古代史」を語るということ―「肇国」をめぐる「皇国史観」と「偽史」の相剋;戦時下の英雄伝説―小谷部全一郎『成吉思汗は義経なり』(興亜国民版)を読む)
第3部 同祖論の系譜(ユダヤ陰謀説―日本における「シオン議定書」の伝播;酒井勝軍の歴史記述と日猶同祖論;日猶同祖論の射程―旧約預言から『ダ・ヴィンチ・コード』まで)
第4部 偽史のグローバリゼーション(「日本の」芸能・音楽とは何か―白柳秀湖の傀儡子=ジプシー説からの考察;原田敬吾の「日本人=バビロン起源説」とバビロン学会;「失われた大陸」言説の系譜―日本にとってのアトランティスとムー大陸)
戦時下の英雄伝説 石川 巧/著
ユダヤ陰謀説 高尾 千津子/著
酒井勝軍の歴史記述と日猶同祖論 山本 伸一/著
日猶同祖論の射程 津城 寛文/著
「日本の」芸能・音楽とは何か 齋藤 桂/著
原田敬吾の「日本人=バビロン起源説」とバビロン学会 前島 礼子/著
「失われた大陸」言説の系譜 庄子 大亮/著