大瀧 雅之/編 -- 東京大学出版会 -- 2017.7 -- 331

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 331/ケイン/一般H 120200359 一般 利用可

資料詳細

タイトル ケインズとその時代を読む
書名ヨミ ケインズ ト ソノ ジダイ オ ヨム
副書名 危機の時代の経済学ブックガイド
著者名 大瀧 雅之 /編, 加藤 晋 /編  
著者ヨミ オオタキ,マサユキ , カトウ,ススム  
出版者 東京大学出版会  
出版年 2017.7
ページ数等 263p
大きさ 21cm
内容細目 内容:危機の時代を生きる 大瀧雅之著. J.M.ケインズ『平和の経済的帰結』 一世紀を経てなおも息づくケインズの鳴らした警鐘 神藤浩明著. J.M.ケインズ『条約の改正』 「ケインズの政治学」を想像する 宇野重規著. E.H.カー『危機の二十年』 二度の世界大戦の後,新たな国際秩序への展望を示す 本橋篤著. F.ハイエク『隷従への道』 自由主義の後退が行き着く苦悩の社会像を描画 古宮正章著. T.ヴェブレン『企業の理論』 激動する社会と企業の包括的分析 西島益幸著. A.C.ピグー『厚生経済学』 功利主義に基づく実践的経済政策の集大成 加藤晋著. L.ロビンズ『経済学の本質と意義』 科学的分析と規範的分析の区別を論じた古典 釜賀浩平著. J.M.ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 社会的正義感と緻密な論理による近代経済学の巨峰 大瀧雅之著. R.F.カーン『ケインズ「一般理論」の形成』 『一般理論』の考え方を理解するための必読書 随清遠著. A.P.ラーナー『調整の経済学-厚生経済学原理』 ケインズ経済学を拡張した機能的財政論 田村正興著. J.E.ミード『理性的急進主義者の経済政策-混合経済への提言』 市場の持つ効率性と残虐性への深い認識 渡部晶著. J.M.ケインズ『世界恐慌と英米における諸政策-1931~39年の諸活動』 世論形成に力点を置いたケインズの活動 大瀧雅之著. 高橋亀吉・森垣淑『昭和金融恐慌史』 民間エコノミスト二名による昭和金融恐慌の真相究明 内山勝久著. 石橋湛山『石橋湛山評論集』 日本にケインズをいち早く紹介した先覚者 薄井充裕著. J.M.ケインズ『人物評伝』 人物評伝の達人でもあったケインズの分析力 堀内昭義著. フランク・ラムジーの1つの描像 大瀧雅之著. E.H.カーのソ連史研究 塩川伸明著
一般注記 欧文タイトル:Lessons from Keynes and His Contemporary Writers
一般件名 経済学-書評集  
ISBN 4-13-043038-6
ISBN13桁 978-4-13-043038-8
定価 3000円
問合わせ番号(書誌番号) 1120125329
NDC8版 331
NDC9版 331
内容紹介 現代に勝るとも劣らない市場経済の危機の時代であったケインズの生きた時代を中心に、経済理論の古典を解説。ケインズの主要著書や影響関係にある本17点を取り上げた経済学ブックガイド。
著者紹介 【大瀧雅之】東京大学社会科学研究所.専門はマクロ経済学.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【加藤晋】東京大学社会科学研究所(日本学術振興会海外特別研究員).専門は厚生経済学.『社会科学における善と正義-ロールズ『正義論』を超えて』(大瀧雅之・宇野重規との共編,東京大学出版会,2015)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論 危機の時代を生きる
1 第一次世界大戦の帰結と全体主義勃興の危機(J.M.ケインズ『平和の経済的帰結』―一世紀を経てなおも息づくケインズの鳴らした警鐘;J.M.ケインズ『条約の改正』―「ケインズの政治学」を想像する;E.H.カー『危機の二十年』―二度の世界大戦の後、新たな国際秩序への展望を示す;F.ハイエク『隷従への道』―自由主義の後退が行き着く苦悩の社会像を描画)
2 理論の展開―全体主義への対抗軸としてのリベラリズム(『一般理論』前史;『一般理論』と社会民主主義)
3 1930年代の世界と日本(J.M.ケインズ『世界恐慌と英米における諸政策―1931~39年の諸活動』―世論形成に力点を置いたケインズの活動;高橋亀吉・森垣淑『昭和金融恐慌史』―民間エコノミスト二名による昭和金融恐慌の真相究明;石橋湛山『石橋湛山評論集』―日本にケインズをいち早く紹介した先覚者)
4 ケインズの同時代人(J.M.ケインズ『人物評伝』―人物評伝の達人でもあったケインズの分析力;フランク・ラムジーの1つの描像―理論経済学者・哲学者・論理学者として;E.H.カーのソ連史研究―戦間期から戦後期へ)
T.ヴェブレン『企業の理論』 激動する社会と企業の包括的分析 西島 益幸/著
A.C.ピグー『厚生経済学』 功利主義に基づく実践的経済政策の集大成 加藤 晋/著
L.ロビンズ『経済学の本質と意義』 科学的分析と規範的分析の区別を論じた古典 釜賀 浩平/著
J.M.ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 社会的正義感と緻密な論理による近代経済学の巨峰 大瀧 雅之/著
R.F.カーン『ケインズ「一般理論」の形成』 『一般理論』の考え方を理解するための必読書 随 清遠/著
A.P.ラーナー『調整の経済学-厚生経済学原理』 ケインズ経済学を拡張した機能的財政論 田村 正興/著
J.E.ミード『理性的急進主義者の経済政策-混合経済への提言』 市場の持つ効率性と残虐性への深い認識 渡部 晶/著
J.M.ケインズ『世界恐慌と英米における諸政策-1931~39年の諸活動』 世論形成に力点を置いたケインズの活動 大瀧 雅之/著
高橋亀吉・森垣淑『昭和金融恐慌史』 民間エコノミスト二名による昭和金融恐慌の真相究明 内山 勝久/著
石橋湛山『石橋湛山評論集』 日本にケインズをいち早く紹介した先覚者 薄井 充裕/著
J.M.ケインズ『人物評伝』 人物評伝の達人でもあったケインズの分析力 堀内 昭義/著
フランク・ラムジーの1つの描像 大瀧 雅之/著
E.H.カーのソ連史研究 塩川 伸明/著