松田 浩/編 -- 勉誠出版 -- 2017.5 -- 910.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 910.2/コテン/一般 120182418 一般 利用可

資料詳細

タイトル 古典文学の常識を疑う
書名ヨミ コテン ブンガク ノ ジョウシキ オ ウタガウ
著者名 松田 浩 /編, 上原 作和 /編, 佐谷 眞木人 /編, 佐伯 孝弘 /編  
著者ヨミ マツダ,ヒロシ , ウエハラ,サクカズ , サヤ,マキト , サエキ,タカヒロ  
出版者 勉誠出版  
出版年 2017.5
ページ数等 227p
大きさ 21cm
内容細目 内容:『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か 品田悦一著. 「枕詞は訳さない」でいいのか 大浦誠士著. 『万葉集』の本来の姿はどのようなものか 小松(小川)靖彦著. 五七のリズムは日本固有のものか 岡部隆志著. 万葉仮名は日本語表記のための発明か 遠藤耕太郎著. 上代文学はどのような古代日本語で表されているのか 奥村和美著. 『古事記』と『日本書記』の〈歴史観〉はどのように異なるのか 松田浩著. 『日本書記』は「歴史書」か 山田純著. 『古事記』の出雲神話をどう読むか 三浦佑之著. 『古事記』の神話は日本固有のものか 猪股ときわ著. 天照大御神は太陽神か 烏谷知子著. 「風土記」は在地の伝承か 飯泉健司著. 『日本霊異記』は日本の仏教説話集の濫觴か 山本大介著. 「国風文化」をどう捉えるか 渡辺秀夫著. 注釈学の発生メカニズムは解明可能か 東望歩著. 物語文学史の空白は書き換え可能か 渡辺泰宏著. 文献空白期の平安時代琴史 正道寺康子著. 諸本論は『枕草子』研究を革新できるか 山中悠希著. 五味文彦『『枕草子』の歴史学』の「新説」を検証する 津島知明著. 紫の上妻妾婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか 鵜飼〓江著. 『源氏物語』の巻々はどのような順番で作られたか? 中川照将著. 『源氏物語』作中人物論の常識を問う 竹内正彦著. 『源氏物語』宇治十帖の謎 三村友希著. 『源氏物語』校訂本文はどこまで平安時代に遡及し得るか 上原作和著. 『源氏物語』の注釈書はなぜ思想書となったか 湯淺幸代著 ほか30編
一般件名 日本文学-歴史  
ISBN 4-585-29147-4
ISBN13桁 978-4-585-29147-3
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120116849
NDC8版 910.2
NDC9版 910.2
内容紹介 万葉集は「天皇から庶民まで」の歌集か?源氏物語の本文は平安時代のものか?通説や諸問題に鋭く切り込んだトピックを収録。上代から近世文学までの現在における研究の最前線をわかりやすく解説する。
著者紹介 【松田浩】修士(文学-慶應義塾大学)。フェリス女学院大学文学部教授。専攻は日本古代文学(上代文学)。共著に『法制と社会の古代史』(慶應義塾大学出版会、2015年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【上原作和】博士(文学-名古屋大学)。桃源文庫日本学研究所教授・法人理事。専攻は平安時代物語文学、文献史学、日本琴學史。主著に『光源氏物語傳來史』(武蔵野書院、2011年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か 品田 悦一/著
「枕詞は訳さない」でいいのか 大浦 誠士/著
『万葉集』の本来の姿はどのようなものか 小松(小川)靖彦/著
五七のリズムは日本固有のものか 岡部 隆志/著
万葉仮名は日本語表記のための発明か 遠藤 耕太郎/著
上代文学はどのような古代日本語で表されているのか 奥村 和美/著
『古事記』と『日本書紀』の〈歴史観〉はどのように異なるのか 松田 浩/著
『日本書紀』は「歴史書」か 山田 純/著
『古事記』の出雲神話をどう読むか 三浦 佑之/著
『古事記』の神話は日本固有のものか 猪股 ときわ/著
天照大御神は太陽神か 烏谷 知子/著
「風土記」は在地の伝承か 飯泉 健司/著
『日本霊異記』は日本の仏教説話集の濫觴か 山本 大介/著
「国風文化」をどう捉えるか 渡辺 秀夫/著
注釈学の発生メカニズムは解明可能か 東 望歩/著
物語文学史の空白は書き換え可能か 渡辺 泰宏/著
文献空白期の平安時代琴史 正道寺 康子/著
諸本論は『枕草子』研究を革新できるか 山中 悠希/著
五味文彦『『枕草子』の歴史学』の「新説」を検証する 津島 知明/著
紫の上妻妾婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか 鵜飼 〓江/著
『源氏物語』の巻々はどのような順番で作られたか? 中川 照将/著
『源氏物語』作中人物論の常識を問う 竹内 正彦/著
『源氏物語』宇治十帖の謎 三村 友希/著
『源氏物語』校訂本文はどこまで平安時代に遡及し得るか 上原 作和/著
『源氏物語』の注釈書はなぜ思想書となったか 湯淺 幸代/著
古筆研究はどこまで文学史を書き換えたか 仁平 道明/著
作家の古典現代語訳はどのように推敲されたか 上原 作和/著
中世が無常の時代というのは本当か 藤巻 和宏/著
和歌史において武士の時代はどう位置づけられるか 舘野 文昭/著
中世歌謡と信仰はどのように結びついていたか 中本 真人/著
中世に説話集が流行したのはなぜか 近本 謙介/著
『平家物語』は鎮魂の書か 佐伯 真一/著
『平家物語』の読み本と語り本はどう違うか 佐谷 眞木人/著
『太平記』はどのような意図で書かれたのか 小秋元 段/著
中世文学研究と「歴史学」の交錯 大橋 直義/著
お伽草子は中世の文芸か 伊藤 慎吾/著
中世の偽書 千本 英史/著
琉球をめぐる文芸 目黒 将史/著
軍記文学史は必要か 大津 雄一/著
日本における「文人」とは 池澤 一郎/著
歌語「のどけし」にみる近世の歌論と実作 盛田 帝子/著
国学における実証性と精神性 田中 康二/著
浄瑠璃正本は実際の舞台にどれだけ忠実なのか 黒石 陽子/著
歌舞伎人気はどれくらい地方にまで広がっていたのか 池山 晃/著
『奥の細道』中尾本の意義はどこにあるのか 佐藤 勝明/著
蕉風は芭蕉の何を受け継いだのか 深沢 了子/著
近世における写本と版本の関係は 塩村 耕/著
十九世紀江戸文学における作者と絵師、版元の関係 佐藤 悟/著
西鶴浮世草子をどう読むべきか 中嶋 隆/著
近世に怪談が流行ったのはなぜか 佐伯 孝弘/著
秋成にとって『春雨物語』を書く意味とは 長島 弘明/著
馬琴の「隠微」とは何だったのか 板坂 則子/著
軍記はどのような人に読まれたのか 井上 泰至/著
近世文学における教訓性とは 倉員 正江/著
近世期における春画の用途と享受者 石上 阿希/著