ましこ ひでのり/著 -- 三元社 -- 2017.5 -- 319.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 319.1/マシコ/一般H 120176360 一般 利用可

資料詳細

タイトル コロニアルな列島ニッポン
書名ヨミ コロニアル ナ レットウ ニッポン
副書名 オキナワ オホーツク オガサワラがてらしだす植民地主義
著者名 ましこ ひでのり /著  
著者ヨミ マシコ,ヒデノリ  
出版者 三元社  
出版年 2017.5
ページ数等 182p
大きさ 19cm
一般件名 日本-外国関係 , 領土 , 植民地主義  
ISBN 4-88303-440-2
ISBN13桁 978-4-88303-440-6
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1120114331
NDC8版 319.1
NDC9版 319.1
内容紹介 そもそも沖縄・「北方四島」・小笠原は「日本固有の領土」なのか。列島全域が準植民地であるという経緯もふくめ、二重の意味で日本は戦後一貫して「植民地」というほかない。歴史的現実からめをそらす防衛機制からうまれた構造的死角を明らかにする。
著者紹介 1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士:教育学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)。主要著作:『日本人という自画像』(三元社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1章 コロニアルなオキナワ(薩摩藩による植民地化;近代日本による併呑(「琉球処分」);「沖縄戦」前史から不動の不沈空母まで;戦後を予言した「天皇メッセージ」;「トリップワイヤー」としての在沖米軍)
2章 コロニアルなオホーツク(北海道開拓の歴史的含意;樺太・千島交換条約の歴史的含意;日露戦争の歴史的含意再考;「北方四島」意識の含意再考;コロニアルな学界;はやりの「多文化主義」とエコブーム/ツーリズムの背景としてのオリエンタリズム)
3章 コロニアルなオガサワラ(和人が不在だったオガサワラ;和人入植の歴史的含意;敗戦による米国支配時代;施政権返還以降)
4章 コロニアルなニッポン再考(コローニアエヤポニカエ(ニッポンの植民地)再考;ヤポーニアコローニア(植民地としてのニッポン)再考;二重の意味での植民地空間という時空の直視のために)
おわりに:みじかい終章のかわりに