溝井 裕一/編 -- 勉誠出版 -- 2017.1 -- 234.072

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 234/ソウキ/一般H 120346179 一般 利用可

資料詳細

タイトル 想起する帝国
書名ヨミ ソウキ スル テイコク
副書名 ナチス・ドイツ「記憶」の文化史
著者名 溝井 裕一 /編, 細川 裕史 /編, 齊藤 公輔 /編  
著者ヨミ ミゾイ,ユウイチ , ホソカワ,ヒロフミ , サイトウ,コウスケ  
出版者 勉誠出版  
出版年 2017.1
ページ数等 302,5p
大きさ 20cm
一般件名 ナチス , 文化政策-ドイツ-歴史-1933~1945 , 世界戦争(1939~1945)-プロパガンダ-ドイツ , 芸術と政治  
ISBN 4-585-22155-7
ISBN13桁 978-4-585-22155-5
定価 3200円
問合わせ番号(書誌番号) 1120083013
NDC8版 234.072
NDC9版 234.072
内容紹介 ナチス・ドイツは、西洋で育まれた諸文化を無節操に利用し、過去のイメージを想起させることで、大衆操作を試みた。現在では、ナチスやヒトラーのイメージが映画や小説で再生産され、受容されている。過去と現在、2つの視点から、ナチス・ドイツの記憶をめぐる文化政策と、彼らの受容のあり方を探る。
著者紹介 【溝井裕一】関西大学文学部准教授。博士(文学)。専門はドイツ民間伝承研究、西洋文化史、ひとと動物の関係史。主な著書に、『ファウスト伝説-悪魔と魔法の西洋文化史』(文理閣、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【細川裕史】阪南大学経済学部准教授。Dr. phil.(キール大学)。専門は社会言語学、ドイツ語史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 第三帝国における「過去」の利用とその「多様性」(古代の「記憶」を略奪せよ―ナチス時代の建築に秘められたプログラム;「私は総統を信じます」―キリスト教を想起させ大衆をとりこんだナチスのことば;絶滅動物復元計画―想起された「アーリア的自然」)
第2部 「記憶の場」としての祝祭をめぐる「過去」と「現在」(ナチス時代の祝祭―ニュルンベルク党大会を中心に;集合的記憶としてのワーグナー―ヒトラーによる受容とその影響)
第3部 「現代の大衆文化」におけるナチスの「記憶」(人間・ヒトラーの登場―『ヒトラー―最期の12日間』;月面に蟠踞するドイツ第四帝国のリアリティ―反ナチス映画としての『アイアン・スカイ』;『帰ってきたヒトラー』―あるいは大衆文化に居つづけるヒトラー)