検索条件

  • 一般件名
    浸透
ハイライト

冨田 恭彦/著 -- 岩波書店 -- 2017.1 -- 134.2

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 134.2/トミタ/一般H 120342509 一般 利用可

資料詳細

タイトル カント哲学の奇妙な歪み
書名ヨミ カント テツガク ノ キミョウ ナ ユガミ
副書名 『純粋理性批判』を読む
シリーズ名 岩波現代全書
副叢書名 098
著者名 冨田 恭彦 /著  
著者ヨミ トミダ,ヤスヒコ  
出版者 岩波書店  
出版年 2017.1
ページ数等 218p
大きさ 19cm
一般件名 純粋理性批判  
ISBN 4-00-029198-X
ISBN13桁 978-4-00-029198-9
定価 2100円
問合わせ番号(書誌番号) 1120082945
NDC8版 134.2
NDC9版 134.2
内容紹介 近代哲学はカントの認識論で素朴な経験主義を脱し、自然科学から自立したという理解は本当だろうか?哲学史的な事情を踏まえてカントの認識論を見なおし、自然主義と全体論の観点からの近世哲学史を再検討する。
著者紹介 1952年生.1975年京都大学文学部哲学科卒業.81年同大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.博士(文学).現在,京都大学大学院人間・環境学研究科教授.専攻:哲学.著書:『観念論の教室』(ちくま新書 2015)など多数.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 論理空間が奇妙に歪んでいる―自然主義の伏流(『純粋理性批判』の初期の批評から;ロックとカントは相似形の枠組みの中で考えている ほか)
第2章 物自体はどこから来たのか―仮説的視点の劣化(なにごとも「体験」から?;デカルトの二元論に戻って ほか)
第3章 カントはいわゆる「一般観念」をこのように考えた―図式論の理解のために(英語の読めないカントはイギリス哲学をどのようにして読んだか;概念を直観化することとしての「構成」 ほか)
第4章 「無限判断」とは言うものの―伝統的論理学のよくない使い方(判断の量と質のおさらい;不確定言明とは ほか)
第5章 自然科学なのに無理に形而上学のふりをして―『純粋理性批判』の背面の論理(アプリオリな総合判断には二つの種類がある;「概念から」―形而上学(純粋哲学)の場合 ほか)