茂木 謙之介/編著 -- 青弓社 -- 2016.12 -- 388.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 388.1/モテキ/一般 120330389 一般 利用可

資料詳細

タイトル 怪異とは誰か
書名ヨミ カイイ トワ ダレカ
シリーズ名 怪異の時空
副叢書名
著者名 茂木 謙之介 /編著, 一柳 廣孝 /監修  
著者ヨミ モテギ,ケンノスケ , イチヤナギ,ヒロタカ  
出版者 青弓社  
出版年 2016.12
ページ数等 254p
大きさ 19cm
内容細目 内容:実話怪談にとって「怪異」とは誰か 黒木あるじ述 茂木謙之介聞き手 一柳廣孝聞き手. 表現システムとしての〈怪異〉とノスタルジア 副田賢二著. 皇の奇跡 茂木謙之介著. 弱者のために怨む 谷口基著. 芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」 小谷瑛輔著. 占領地に現れた“幽霊たち” 構大樹著. わたしたちのドラキュラ 中川千帆著. 三島由紀夫とオカルト言説 松下浩幸著. 〈喪主〉としての語り 岡田康介著. ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論〈hantologie〉 高木信著. 女が語る〈産〉と怪異 倉田容子著
一般件名 怪異  
ISBN 4-7872-9241-2
ISBN13桁 978-4-7872-9241-4
定価 2000円
問合わせ番号(書誌番号) 1120078861
NDC8版 388.1
NDC9版 388.1
内容紹介 芥川龍之介や三島由紀夫、村上春樹、川上弘美らのテクストに現れる亡霊、ドラキュラ、オカルト、ノスタルジー、出産などの分析を通して、近代における文化規範が怪異と合わせ鏡であることを解き明かす。
著者紹介 【茂木謙之介】埼玉県生まれ 国立小山工業高等専門学校非常勤講師 専攻は日本近代文化史、表象文化論 共著に『学校文化の史的探究』(東京大学出版会)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【一柳廣孝】和歌山県生まれ 横浜国立大学教育人間科学部教授 専攻は日本近現代文学・文化史 著書に『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
実話怪談にとって「怪異」とは誰か:黒木あるじインタビュー
第1部 怪異の機能(表現システムとしての“怪異”とノスタルジア―一九二〇年代の文学的想像力と「他者」の変容;皇の奇跡―戦間期地域社会における“瑞祥”言説をめぐって;弱者のために怨む―川村孤松『廻国行脚怪談百物語妖怪研究』について)
第2部 “外部”のまなざし(芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」―地震・帝国・怪異;占領地に現れた“幽霊たち”―縮図としての火野葦平「怪談宋公館」;わたしたちのドラキュラ―横溝正史の『髑髏検校』と帝国主義)
第3部 “亡霊”たちの現在(三島由紀夫とオカルト言説―「二・二六」表象をめぐって;“喪主”としての語り―村上春樹「七番目の男」から;ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie) ほか)