朴 裕河/著 -- 人文書院 -- 2016.11 -- 910.26

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 910.2/ハク/一般 120317832 一般 利用可

資料詳細

タイトル 引揚げ文学論序説
書名ヨミ ヒキアゲ ブンガクロン ジョセツ
副書名 新たなポストコロニアルへ
著者名 朴 裕河 /著  
著者ヨミ パク,ユーハ  
出版者 人文書院  
出版年 2016.11
ページ数等 208p
大きさ 20cm
内容細目 内容:「引揚げ文学」を考える. おきざりにされた植民地・帝国後体験. 定住者と、落ちていく者と. 引揚げ・貧困・ジェンダー. 「交通」の可能性について. 内破する植民地主義. 植民地的身体の戦後の日々. 戦後思想と植民地支配
一般件名 日本文学-歴史-1945~ , 引揚者-文学上 , 植民地-文学上  
ISBN 4-409-16099-0
ISBN13桁 978-4-409-16099-2
定価 2400円
問合わせ番号(書誌番号) 1120073219
NDC8版 910.26
NDC9版 910.264
内容紹介 帝国日本の解体とともに、満洲、朝鮮、中国から数百万の人々が帰国した。苛酷な引揚げ体験を苦しみながら表現したものを「引揚げ文学」と名付け、戦後史が欠落させた外地の記憶と植民者の複雑な経験を問い、その可能性と限界を見つめる。
著者紹介 1957年、ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部教授。慶應義塾大学文学部国文科卒業、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(日本文学専攻)。主な著作に、『反日ナショナリズムを超えて』(河出書房新社、2005年、日韓文化交流基金賞受賞)など。夏目漱石、大江健三郎、柄谷行人などの作品を翻訳し、韓国に紹介している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 総論(おきざりにされた植民地・帝国後体験―「引揚げ文学」論序説)
第2部 各論(定住者と、落ちていく者と―『明暗』における小林登場の意味;引揚げ・貧困・ジェンダー―湯浅克衛『移民』に即して;「交通」の可能性について―小林勝と朝鮮;内破する植民地主義―後藤明生『夢かたり』論1;植民地的身体の戦後の日々―後藤明生『夢かたり』論2;戦後思想と植民地支配―まとめにかえて)
定住者と、落ちていく者と
引揚げ・貧困・ジェンダー
「交通」の可能性について
内破する植民地主義
植民地的身体の戦後の日々
戦後思想と植民地支配