-- 東京大学出版会 -- 2016.11 -- 316.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 316.8/シンシ-2/一般H 120297969 一般 利用可

資料詳細

タイトル 人種神話を解体する
書名ヨミ ジンシュ シンワ オ カイタイ スル
巻次
巻書名 科学と社会の知
巻書名 科学と社会の知
出版者 東京大学出版会  
出版年 2016.11
ページ数等 299,10p
大きさ 22cm
一般件名 人種差別 , 人種学  
ISBN 4-13-054142-0
ISBN13桁 978-4-13-054142-8
定価 4800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120070684
NDC8版 316.8
NDC9版 316.8
内容紹介 生物学的実体をもたないはずの人種は、いかに創られ、再生産されるのか。第2巻は、人類学、考古学の歴史を辿り、そうした知が社会の認識などに与えた影響について考察。「人種という知」の歴史と現在を問う。
著者紹介 【坂野徹】日本大学経済学部教授.科学史,フィールドワーク史.東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論博士課程単位取得退学(学術博士).主な著作に,『帝国日本と人類学者――1884‐1952年』(勁草書房,2005年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
著者紹介 【竹沢泰子】京都大学人文科学研究所教授.文化人類学,アメリカ研究.ワシントン大学大学院人類学科Ph.D. 主な著作に,『人種概念の普遍性を問う――西洋的パラダイムを越えて』(編著,人文書院,2005年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
科学研究と人種概念―人種・民族・人種主義
第1部 自然人類学・考古学と人種研究(「縄文人」と「弥生人」―日本考古学にとって「人種」とは何か;フランスにおける形質人類学の変遷史―一九世紀末からの人種科学をめぐって;人種主義と科学者の「中立性」―アンリ・ヴァロワの活動を中心に)
第2部 人種研究とマイノリティ(賀川豊彦の社会事業と科学的人種主義―近代日本における“内なる他者”をめぐる認識と実践;インドにおける血液、贈与、共同体―有徴化と匿名化のはざまで;規律と欲望のクリオン島―フィリピンにおけるアメリカの公衆衛生とハンセン病者)
第3部 「人種」とゲノム研究の現在(ゲノム情報にもとづく人類学にとっての集団;皮膚色と頭蓋骨形態からみたヒトの多様性;医薬品規制の最前線における人種とその表象―日本人の「身体的差異」をめぐる国際論争から;日本におけるゲノム研究と集団の表象―座談会)