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近代日本の哲学と思想
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1 件中、 1 件目
「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」
利用可
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大前 治/著 -- 合同出版 -- 2016.11 -- 393.6
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
鳥取県立
一般
393.6/オオマ/一般
120283364
一般
利用可
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資料詳細
タイトル
「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」
書名ヨミ
ニゲルナ ヒ オ ケセ センジカ トンデモ ボウクウホウ
著者名
大前 治
/著
著者ヨミ
オオマエ,オサム
出版者
合同出版
出版年
2016.11
ページ数等
223p
大きさ
21cm
一般件名
防空法
,
空襲-日本
,
太平洋戦争(1941~1945)
,
戦争と社会
ISBN
4-7726-1282-3
ISBN13桁
978-4-7726-1282-1
定価
1800円
問合わせ番号(書誌番号)
1120065936
NDC8版
393.6
NDC9版
393.6
内容紹介
「逃げるな、火を消せ!」のために、空襲被害を拡大させた防空法。空襲が予想される都市から、逃げることは、戦時中の“防空法制”によって避難は禁止されていた。「御国のために命を捨てて消火せよと強制された」、「徹底した情報統制と安全神話で、空襲は怖くないと宣伝されていた」というトンデモな防空法。本書は、戦時中の市民がおかれた状況を具体的にイメージできるように、戦時中の出版物や写真をたくさん掲載して、この法律のあまりのトンデモさをリアルに理解できる本である。
著者紹介
1970年生まれ。弁護士。大阪大学法学部卒業。鉄道会社勤務を経て、2000年に司法試験合格。大阪京橋法律事務所開業。青年法律家協会大阪支部議長などを歴任。2015年から日本弁護士連合会立法対策センター事務局次長。大阪空襲訴訟では、戦時中の国策の解明を担当。その成果を水島朝穂教授との共著として『検証 防空法―空襲下で禁じられた避難』(法律文化社)にまとめる。他に『大阪空襲訴訟は何を残したのか』(共著/せせらぎ出版)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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内容一覧
タイトル
著者名
ページ
1 総力戦体制の確立(昭和三年~昭和十五年)―魅惑の防空演習と防空法、日常に入り込む戦争(日本初の防空演習;防空法の制定(昭和十二年三月三十日) ほか)
2 戦勝ムードのなかで(昭和十六年~昭和十七年)―空襲は怖くない、消火は簡単、防空は「国民の義務」(隠密に実施せよ―昭和十六年七月の「緊急処置」;「国民防空訓」―避難、退去は一切許さぬ ほか)
3 泥沼化する戦争(昭和十八年~昭和十九年)―猛火へ飛び込め、命を捨てろ、悲壮な防空指導(『時局防空必携』の改訂;決死の防空訓練 ほか)
4 無謀な本土決戦へ(昭和十九年~昭和二十年)―死んでもバケツを離さず、神がかりの防空美談(二年半ぶりの敵機来襲―北九州空襲;沖縄十・十空襲 ほか)
5 空襲の焼け跡を生きて…戦災孤児、空襲被災者の戦後(親を失った戦災孤児たち;毎日増えていく餓死者 ほか)
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