栄原 永遠男/編 -- 和泉書院 -- 2016.6 -- 210.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 210.3/シヨウ/一般 120014313 一般 利用可

資料詳細

タイトル 正倉院文書の歴史学・国語学的研究
書名ヨミ ショウソウイン モンジョ ノ レキシガク コクゴガクテキ ケンキュウ
副書名 解移牒案を読み解く
シリーズ名 日本史研究叢刊
副叢書名 30
著者名 栄原 永遠男 /編  
著者ヨミ サカエハラ トワオ  
出版者 和泉書院  
出版年 2016.6
ページ数等 373p
大きさ 22cm
内容細目 内容:天平宝字期の解移牒案について 山下有美著. 桴工達の訴え 中川ゆかり著. 正倉院文書における文末の「者」 桑原祐子著. 「并」字の使用法から文字の受容・展開を考える 方国花著. 解移牒符案にみえる訂正方法とその記号について 井上幸著. 正倉院文書における督促の表現 根来麻子著. 古代日本独自の用法をもつ漢語 宮川久美著. 写経生の任用について 濱道孝尚著. 正倉院文書にみえる浄衣 渡部陽子著. 天平初期の帳簿 栄原永遠男著
一般注記 布装
一般件名 古文書-日本-歴史-奈良時代 , 正倉院 , 日本語-歴史-古代  
ISBN 4-7576-0803-9
ISBN13桁 978-4-7576-0803-0
定価 12500円
問合わせ番号(書誌番号) 1120042659
NDC8版 210.35
NDC9版 210.35
内容紹介 正倉院文書は、一万点以上からなる他に比類ない奈良時代の原史料であり、その内容はまことに豊かである。その中に、「解移牒案(げいちょうあん)」と呼ばれる、下級官人が事務上のやりとりを記した約五百通の文書からなる一群がある。この史料群の輪読会である「解移牒会」のメンバーは複数の分野にまたがる研究者により構成され、八年にわたって丁寧な解読と議論をすすめてきた。文書の複雑な構造や性格、事情や背景を解き明かし、言葉の意味や文字の使用法、字面に込められた様々な感情にまで迫り、「解移牒案」という、重要であるが未だよく解明されていない史料群に、真正面からとり組んだ研究論考十篇として、その成果が本書に収められている。古代史や古代日本語の両分野の研究者が、各々の立場から新知見を提示する、正倉院文書研究の今を語る論集である。
著者紹介 大阪歴史博物館館長、東大寺史研究所所長、大阪市立大学名誉教授 京都大学博士(文学)最近の著書・編著『万葉歌木簡を追う』(和泉書院、2011年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)