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    岩下愛
ハイライト

尾崎 行雄/〔著〕 -- 講談社 -- 2016.7 -- 312.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 312.1/オサキ/一般H 120013455 一般 利用可

資料詳細

タイトル 民権闘争七十年
書名ヨミ ミンケン トウソウ シチジュウネン
副書名 咢堂回想録
シリーズ名 講談社学術文庫
副叢書名 2377
著者名 尾崎 行雄 /〔著〕  
著者ヨミ オザキ ユキオ  
出版者 講談社  
出版年 2016.7
ページ数等 381p
大きさ 15cm
一般注記 読売新聞社 1952年の再編集
一般件名 日本-政治-歴史-明治以後  
個人件名 尾崎 行雄  
ISBN 4-06-292377-7
ISBN13桁 978-4-06-292377-4
定価 1150円
問合わせ番号(書誌番号) 1120039512
NDC8版 312.1
NDC9版 312.1
内容紹介 国会議事堂に隣接する国会前庭内に建つ憲政記念館。この建物は1960年に竣工したときは「尾崎記念館」と呼ばれました(改称は1970年)。第1回総選挙から連続25回当選、代議士生活63年に及び「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄の業績を讃えてのネーミングです。尾崎は若くして自由民権運動に身を投じ、生涯を護憲と議会政治、政党政治の確立に捧げましたが、戦前の政党政治においては常に傍流、非主流の側にいたと言えるでしょう。実際の歴史も、大正デモクラシーは束の間、軍国主義、ファシズムの波に日本は呑みこまれていきます。どうしてそんなことになってしまったのか…。いったいなにがいけなかったのか…。本書の序文には尾崎の苦い思いが綴られています。「日本に欧米なみな立憲政治を確立することを念願として私は七十余年努力したが、微力のためかついに及ばず、そのために愚かな戦争を始めて無条件降服という未曾有の屈辱を蒙ることになり、漸く独立した今日も、党争国を亡ぼすのではないかと思われるような状態にある。私は一生を無駄に過してしまったと思うことがしばしばある。」亡国後の回想は豊富な経験談と人物評に彩られ、教訓と反省(場合によっては勘違い)に満ちています。戦後70年をすぎ、あらためて立憲主義、議会政治、政党政治の本質が問われているいま、本書を繙く意義は重いと確信します。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
民権運動台頭期
国会開設準備時代
十四年政変のころ
二大政党の誕生
外交問題と取り組む
保安条例前後
はじめての外遊
議会開設のころ
日清戦争とその後
「共和演説」の真相〔ほか〕