安田 夏菜/著 -- 講談社 -- 2016.7 -- K913.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 913/ヤスタ/協力J 141208275 協力 利用可

資料詳細

タイトル レイさんといた夏
書名ヨミ レイサン ト イタ ナツ
シリーズ名 講談社・文学の扉
著者名 安田 夏菜 /著  
著者ヨミ ヤスダ カナ  
出版者 講談社  
出版年 2016.7
ページ数等 239p
大きさ 20cm
ISBN 4-06-283239-9
ISBN13桁 978-4-06-283239-7
定価 1400円
問合わせ番号(書誌番号) 1120038487
NDC8版 K913.6
NDC9版 K913.6
内容紹介 東京の中学校で1学期だけを過ごし、兵庫県の西宮市に転校した莉緒は、“汚部屋”にこもりっきりの夏休みを過ごしていた。東京の学校では、莉緒が見せたほんのささいなプライドによって、親友だと思っていた子が「よその人」に過ぎないことを知ってしまった。だから、突然すぎる転校も、莉緒にしてみれば天の助けだったのだ。でも、何もする気が起きない…。莉緒のことを前向きで明るい人間にしたくてたまらないママは、部屋を片付け、新しい学校で始まる2学期に備えるよう、やかましいくらいに言ってくる。残っている夏休みは、あと五日。うんざりだったし、また新たな「よその人」たちに囲まれることは、恐怖ですらあった。そんな折、ママは急病で入院することになった。自身の吐いた悪口が招いた災いかと落ち込む莉緒。その前に現れたのは、茶髪にピアス、ジャージ姿で、どう見てもヤンキーという少女の幽霊だった。彼女は、自分が何者かわからないから成仏できないといい、強引に身元探しを手伝わされるはめに。手がかりは、幽霊の記憶にかすかに残っている「生前、誰かとふれ合ったときのエピソード」。その断片を頼りに「レイさん」が何者だったのかを突き止める、奇妙な夏休みが始まった。
著者紹介 兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選。第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が、天満天神繁昌亭にて口演される。著書に『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』『ケロニャンヌ』(ともに講談社)などがある。日本児童文学者協会会員。「季節風」「こてまり」同人。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)