平川 祐弘/著 -- 河出書房新社 -- 2016.6 -- 210.6

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 210.6/ヒラカ/一般 119846594 一般 利用可

資料詳細

タイトル 完本和魂洋才の系譜
書名ヨミ カンポン ワコン ヨウサイ ノ ケイフ
副書名 内と外からの明治日本
著者名 平川 祐弘 /著  
著者ヨミ ヒラカワ スケヒロ  
出版者 河出書房新社  
出版年 2016.6
ページ数等 426,5p
大きさ 23cm
一般注記 「和魂洋才の系譜 上・下」(平凡社 2006年刊)の改題、合本
一般件名 日本-歴史-明治時代 , 近代化 , 日本と西洋  
個人件名 森 鴎外  
ISBN 4-309-22660-4
ISBN13桁 978-4-309-22660-6
定価 3800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120036083
NDC8版 210.6
NDC9版 210.6
内容紹介 日本人は西洋という異質の文明と対峙したとき、その衝撃に対してどのように応答したか。該博な知識と豊富な資料で考察する鴎外とその周辺の文化論。明治という過渡期を縦横に考察し、「日本とは何か」を解き明かしてゆく。
著者紹介 1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文学史家。フランス・イタリア・ドイツに留学し、北米・フランス・中国・台湾などで教壇に立つ。著書に『和魂洋才の系譜』他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 非西洋の近代化とその心理(和魂洋才の系譜;西洋文明との出会いの心理)
第2部 非西洋の近代化と人種間問題(森鴎外と黄禍論―軍人、科学者、外国研究者の知的責任;白人の重荷と黄人の荷重―キプリングと徳富蘇峰;黄禍と白禍―アナトール・フランスの見方をめぐって;日本海海戦―ファレールの比較文化論的考察;戦時下の日本―クーシューが見た明治三十七年の東京;平和を唱える人と平和を結ぶ人―トルストイ、晶子、蘇峰)
第3部 西欧化日本と和魂の行方(「普請中」の国日本―森鴎外の短篇とレンジェルの人種劇『颱風』をめぐって;森鴎外の『花子』―見返りの心理;「『生ひ立ちの記』序」について―大正期の鴎外における日本と西洋;尊皇攘夷と開国和親―鴎外作『津下四郎左衛門』をめぐって;ロシア革命と森鴎外―「『天の鍵』序」について;正宗白鳥の『迷妄』―『神曲』と『妄想』との関連で;地下の鴎外が心―遺言について)