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アクションを起こそう
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ジミー・カーター/著 -- 国書刊行会 -- 2016.6 -- 367.2
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
鳥取県立
一般
367.2/カタ/一般
119849655
一般
利用可
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資料詳細
タイトル
アクションを起こそう
書名ヨミ
アクション オ オコソウ
副書名
女性、宗教、暴力、権力
著者名
ジミー・カーター
/著,
伊藤 淑子
/訳,
千年 よしみ
/訳,
釜野 さおり
/訳
著者ヨミ
カーター ジミー , イトウ ヨシコ , チトセ ヨシミ , カマノ サオリ
出版者
国書刊行会
出版年
2016.6
ページ数等
273p
大きさ
20cm
原書名
原タイトル:A CALL TO ACTION
一般件名
女性問題
ISBN
4-336-06007-X
ISBN13桁
978-4-336-06007-5
定価
2400円
問合わせ番号(書誌番号)
1120035421
NDC8版
367.2
NDC9版
367.2
内容紹介
1977年から1981年まで第39代アメリカ大統領を務めたジミー・カーターが、退任後の活動を振り返り、人権擁護の観点から、女性の権利の推進に向けて、「いま、アクションを起こそう」と世界に呼びかける。すべての人の権利が守られる社会の構築を目指すカーターの信念は揺るぎない。カーターにとって、キリスト教はあらゆる判断の規準である。信仰はカーターの力である。同時に、あらゆる信仰、価値観、習慣にも敬意をもって接し、寛容な理解を示す。カーターが鋭い批判を向けるのは、伝統という名目のもとに行われる理不尽な差別、暴力である。暴力にさらされるのは、圧倒的に女性や幼い女の子であるという現実を前に、カーターは、言われなき虐待の犠牲になる女性たちの代弁者になる。女性であるということによって、教育も受けられず、情報からも疎外され、あらゆる決定権を奪われて生きなければならない女性たちのために、カーターは地球規模の社会変革を訴える。カーターは人権の推進のために、自分の知名度と世界に広がるネットワークを活用してきた。それが力を有する者の責任であると強く信じている。おりしもアメリカ大統領選挙のニュースが、世界の注目を集めている。アメリカ大統領が選ばれるまでの長い時間と、そこに注がれる莫大なエネルギーが、アメリカ大統領の責任の重みでもある。カーターは大統領の任務を果たしたあとも、さらに固い信念と開かれたリベラリズムで、女性の権利を擁護する活動に取り組んでいる。カーターは希望を語る。一朝一夕に世界が変わるわけではなく、女性が踏みにじられ犠牲になる環境が、発展途上国にも、アメリカにもあることに対するカーターの嘆きは深いが、女性たちのリーダーシップが発揮され、女性どうしの連携がその地域全体の生活の向上につながった数多くの成功例が、カーターの信念を支える。意見の分かれる問題も含まれるにもかかわらず、本書が共感を呼ぶのは、あらゆる人に対する敬意をカーターが忘れないからだろう。良心とは何か、という問いに対する一つの答えが、本書にある。
著者紹介
【ジミー・カーター】第39代アメリカ合衆国大統領(1977~1981年)。1982年に妻と共に、世界中の人々の生活と人生をよりよいものにすることを目的とする「カーターセンター」を設立。2002年にノーベル平和賞を受賞。著作多数。現在、米国ジョージア州プレーンス在住。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者紹介
【伊藤淑子】大正大学文学部教授 著書:『家族の幻影』(大正大学出版会、2004)、『史料で読むアメリカ文化史』(共著、東大出版会、2005)、『「アンクル・トムの小屋」を読む』(共著、彩流社、2007)、『アメリカ文学にみる女性改革者たち』(共著、彩流社、2010)、『ファンタジー、空想の比較文化』(新水社、2014) 訳書:マーガレット・フラー『19世紀の女性』(新水社、2013)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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内容一覧
タイトル
著者名
ページ
私の子ども時代
平和と女性の権利への献身
聖書と男女平等
満員の刑務所と合法的な殺人
性的暴行とレイプ
暴力と戦争
旅行者として観察したこと
女性とカーターセンター
人権のヒーローから学ぶこと
女児殺し
レイプ
奴隷と売春
配偶者虐待
「名誉」の殺人
女性器切除
幼児婚とダウリー殺人
政治、収入、そして母性の健康
進歩への道
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