佐々木 力/著 -- 未來社 -- 2016.6 -- 112

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 112/ササキ/一般H 119956120 一般 利用可

資料詳細

タイトル 反原子力の自然哲学
書名ヨミ ハンゲンシリョク ノ シゼン テツガク
シリーズ名 ポイエーシス叢書
副叢書名 67
著者名 佐々木 力 /著  
著者ヨミ ササキ チカラ  
出版者 未來社  
出版年 2016.6
ページ数等 457,10p
大きさ 20cm
一般件名 自然哲学 , 原子力 , 科学と哲学  
ISBN 4-624-93267-6
ISBN13桁 978-4-624-93267-1
定価 3800円
問合わせ番号(書誌番号) 1120034405
NDC8版 112
NDC9版 112
内容紹介 近代科学思想が生誕した17世紀ヨーロッパ科学史を専門とする著者が、恩師トーマス・クーンの「歴史的科学哲学」の延長上に、遠くギリシアに始まり、17世紀のデカルト、ガッサンディ等の原子力研究を踏まえて「文化相関的科学哲学」の学問的プログラムを構想する。フクシマの原子力発電所事故の悲劇を受け、荘子・司馬遷を先蹤として、機械論的自然観に代わる東アジア的自然哲学構築に挑戦する雄大で挑戦的な試み。学問的検証を経て、危険な原子力エネルギー神話の虚妄を撃つ。
著者紹介 1947年、宮城県生まれ。東北大学理学部および同大学院で数学者になるための修練を積んだあと、プリンストン大学大学院でトーマス・S・クーンらに科学史・科学哲学を学び、Ph.D.(歴史学)取得。1980年から東京大学教養学部講師、助教授を経て、1991年から2010年まで教授。定年退職後、2012年から北京の中国科学院大学人文学院教授。中部大学中部高等学術研究所客員教授。東アジアを代表する科学史家・科学哲学者。著書に、『科学革命の歴史構造』ほか、日本獨秀研究会会長、環境社会主義研究会会長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論 「ヨーロッパ諸学の危機」認識からの出発
第1章 文化相関的科学哲学のイデーン
第2章 ベイコン主義自然哲学の黄昏
第3章 近代ヨーロッパ機械論自然哲学への懐疑―数学的自然学と原子論哲学
第4章 東アジア伝統自然哲学の可能性―エコロジカルな自然観と伝統中国医学
第5章 東アジアにおける環境社会主義―ブータン的文明と現代日本資本主義の破局的未来
結論 東アジア科学技術文明の在り方の大転換を!