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佐々木 惣一/〔著〕 -- 講談社 -- 2016.6 -- 313.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 313.7/ササキ/一般H 119843310 一般 利用可
鳥取県立 2階郷土 13-7/ 313/ササキ/郷土人物 120421054 郷土県人 利用可
鳥取県立 書庫 313/ササキ/県人H 120421104 郷土県人 禁帯出

資料詳細

タイトル 立憲非立憲
書名ヨミ リッケン ヒリッケン
シリーズ名 講談社学術文庫
副叢書名 2366
著者名 佐々木 惣一 /〔著〕  
著者ヨミ ササキ ソウイチ  
出版者 講談社  
出版年 2016.6
ページ数等 253p
大きさ 15cm
一般注記 弘文堂書房 1920年刊に「憲法裁判所世知の議」を1918年版から増補
一般件名 議会政治-日本 , 憲法-日本  
ISBN 4-06-292366-1
ISBN13桁 978-4-06-292366-8
定価 860円
問合わせ番号(書誌番号) 1120032628
NDC8版 313.7
NDC9版 313.7
内容紹介 本書の著者である佐々木惣一(1878-1965年)は、京都帝国大学で法学を学び、母校で教授を務めた憲法学・行政学の大家として知られている。厳密な条文解釈に基づいて独自の学説を展開した佐々木は、弟子の大石義雄(1903-91年)とともに「憲法学の京都学派」と呼ばれ、東京帝大教授を務める美濃部達吉(1873-1948年)に伍す存在として「東の美濃部、西の佐々木」と称された。1933年に滝川事件が起きると、これに抗議して京都帝大を退職したように、常に「学問の自由」を重んじた人でもある。戦後には、貴族院議員を務めるとともに、近衛文麿(1891-1945年)から依頼されて憲法改正調査にあたり、憲法草案を作成したことでも知られる。この草案は採用されずに終わったが、学問に対する姿勢を変えることのなかった佐々木は、『日本国憲法論』(1949年)、『憲法大義』(1950年)などを物した。本書は、その佐々木惣一が「大正デモクラシー」華やかなりし1918(大正7)年に出版した著作である。ここで打ち出されている主張は、表題作「立憲非立憲」を見れば一目瞭然と言える。「政治は固より憲法に違反してはならぬ。而も憲法に違反しないのみを以て直に立憲だとは云えない。違憲では無いけれども而も非立憲だとすべき場合がある。立憲的政治家たらんとする者は、実に此の点を注意せねばならぬ」。違憲ではないか、という疑念の声が多くあげられた法案が可決され、改憲への動きが現実味を帯びる現在、「合憲か、違憲か」の対だけでは本質をつかむことはできない。本書で提示される「立憲か、非立憲か」という対こそが、日本の未来を左右する最重要の争点である。今こそ重要性を増している本書を異彩を放つ憲法学者・石川健治氏による渾身の書き下ろし「解説」とともに送る、待望の文庫化。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
立憲非立憲
立憲政治の道徳的意味
我が立憲制度の由来
現代の政治と信念
一票の投げ所
憲法裁判所設置の議