渡辺 京二/著 -- 晶文社 -- 2016.6 -- 304

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 304/ワタナ/一般H 119849888 一般 利用可

資料詳細

タイトル さらば、政治よ
書名ヨミ サラバ セイジ ヨ
副書名 旅の仲間へ
著者名 渡辺 京二 /著  
著者ヨミ ワタナベ キョウジ  
出版者 晶文社  
出版年 2016.6
ページ数等 241p
大きさ 20cm
内容細目 内容:さらば、政治よ. 「提言」する人びと. 物書きは地方に住め. 徴兵制は悪か. 変わる保革の意味. 質のよい生活. 近代のめぐみ. 二つに割かれる日本人. 革命前のロシアの農村を描いた. ソ連をひとつの「文明」と捉える. 近代科学の外で「自然の意味」を問うた思想家. 荒凡夫の柄を引き出す. 根本へ向かって考える. 石牟礼道子の文学的本質を開示した. 文明に“孤島”を作る異能者、そして聖者. 奥行きのある言葉が人間の姿を造型する. 人の世になじまぬもどかしさを出発点として. 「イスラム国」を正視する眼. 家族を超えた家族への夢. 平凡ゆえの非凡、笹川良一の息子・良平が貫いたもの. ポランニーをどう読むか
ISBN 4-7949-6926-0
ISBN13桁 978-4-7949-6926-2
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1120032327
NDC8版 304
NDC9版 304
内容紹介 憂国の議論が日本を覆っている。しかし、85歳になって自分の一生を得心するにあたって、国の行方など、自分の幸福にはなんの関係もないことがわかってきた。もちろん国家という枠組みから自分が逃れえないことは百も承知である。が、なんでも国にやってもらおうという発想はすて、民間の共生の工夫をこらしたい、自律した生活を送りたい…。少年時代から学校も嫌い、裁判システムも大嫌い。とにかくできるかぎり管理されることから離れて、まわりの人との生活を楽しみ、町を楽しみ、人生を終えたいという。日本という社会で、個人が充足し落ち着いて暮らしていくために何をしたらいいのか?名著『逝きし世の面影』の著者の最新の評論集。
著者紹介 1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所主任研究員。熊本市在住。著書に『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)、『万象の訪れ』(弦書房)など多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 時論(さらば、政治よ―旅の仲間へ;「提言」する人びと;物書きは地方に住め ほか)
2 インタビュー(近代のめぐみ;二つに割かれる日本人)
3 読書日記(革命前のロシアの農村を描いた―『ブーニン作品集』;ソ連をひとつの「文明」と捉える―シニャフスキー『ソヴィエト文明の基礎』;近代科学の外で「自然の意味」を問うた思想家―斎藤清明『今西錦司伝』 ほか)
4 講義(ポランニーをどう読むか―共同主義の人類史的根拠)
変わる保革の意味
質のよい生活
近代のめぐみ
二つに割かれる日本人
革命前のロシアの農村を描いた
ソ連をひとつの「文明」と捉える
近代科学の外で「自然の意味」を問うた思想家
荒凡夫の柄を引き出す
根本へ向かって考える
石牟礼道子の文学的本質を開示した
文明に“孤島”を作る異能者、そして聖者
奥行きのある言葉が人間の姿を造型する
人の世になじまぬもどかしさを出発点として
「イスラム国」を正視する眼
家族を超えた家族への夢
平凡ゆえの非凡、笹川良一の息子・良平が貫いたもの
ポランニーをどう読むか