稲垣 えみ子/著 -- 東洋経済新報社 -- 2016.6 -- 916

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 916/イナカ/一般 120092195 一般 利用可

資料詳細

タイトル 魂の退社
書名ヨミ タマシイ ノ タイシャ
副書名 会社を辞めるということ。
著者名 稲垣 えみ子 /著  
著者ヨミ イナガキ エミコ  
出版者 東洋経済新報社  
出版年 2016.6
ページ数等 211p
大きさ 20cm
一般件名 退職  
ISBN 4-492-04594-5
ISBN13桁 978-4-492-04594-7
定価 1400円
問合わせ番号(書誌番号) 1120032306
NDC8版 916
NDC9版 916
内容紹介 「まっとうに会社で働く人が日本を支えている。それは本当にそうだと思う。しかし、会社で働いていない人だって日本を支えている。自営業の人たち、フリーランスで働く人たちは言うまでもない。さらに、お金を稼いでいない人たち、たとえば専業主婦、仕事をやめた高齢者、何かの事情で働けない人、子どもだって、みんな日本を支えているんじゃないだろうか?食事をつくる、掃除をする、孫と遊ぶ、何かを買う、近所の人にあいさつをする、だれかと友達になる、だれかに笑顔を見せる…。世の中とは要するに「支え合い」である。必ずしもお金が仲介しなくたって、支え合うことさえできればそこそこに生きていくことができるはずだ。しかし会社で働いていると、そんなことは忘れてしまう。毎月給料が振り込まれることに慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、まずお金を稼がなければ何も始められないかのように思い込み始める。そして、高給をもらっている人間がエラいかのようにも思い始める。だから、会社で働いていると、どうしても「もっと給料よこせ」という感覚になる。これは、どんな高給をもらっていても同じである。(中略)しかし私は、もうその争いに意味を感じなくなってしまった」(プロローグより)そういう著者が選択したのは、会社を辞め、電気代200円で暮らす清貧生活だった。しかし、著者はかつてないほど希望に満ちていると書く。日々が何より新しい。それは「お金」や「会社」から自由になったことで得たものだ。会社とは、お金とは、人生とは何かを問う。笑って泣けて考えさせられて最後に元気が出る本。
著者紹介 1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月退社。『死に方が知りたくて』(PARCO出版、1995年)、『震災の朝から始まった』(朝日新聞社、1999年)、『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。』(朝日新聞出版、2016年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
アフロにしたことと会社を辞めたことは関係ありますか
プロローグ 会社を辞めるということ
その1 それは安易な発言から始まった
その2 「飛ばされる」という財産
その3 「真っ白な灰」になったら卒業
その4 日本ってば「会社社会」だった!
その5 ブラック社員が作るニッポン
その6 そして今
エピローグ 無職とモテについて考察する