橋口譲二/著 -- 文藝春秋 -- 2016.1 -- 916

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 916/ハシク/一般 119971558 一般 利用可

資料詳細

タイトル ひとりの記憶
書名ヨミ ヒトリ ノ キオク
副書名 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち
著者名 橋口譲二 /著  
著者ヨミ ハシグチ,ジョウジ  
出版者 文藝春秋  
出版年 2016.1
ページ数等 327p
大きさ 20cm
内容注記 文献あり
一般件名 日本人(外国在留) , 太平洋戦争(1941~1945)  
ISBN 4-16-390395-X
ISBN13桁 978-4-16-390395-8
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1120005203
NDC8版 916
NDC9版 916
内容紹介 太平洋戦争を機に海を渡り、戦後も帰国せずにその地で生きることを選んだ日本人。終戦の混乱の中で、彼らの下した一つ一つの選択、一人一人の生き方とは。渾身の書下ろしノンフィクション。
著者紹介 1949年鹿児島生まれ。19歳で上京、日本各地を放浪の後、写真家となる。81年「視線」でデビュー。以来、一貫して人間の存在を見つめるドキュメントを発表し続けている。主な作品に「ベルリン物語」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
笠原晋(インドネシア)―「北スマトラの無人地帯で生きるつもりでした」
井上助良(インドネシア)―「頭がこんがらがっちゃってですね、希望が迷ってしまった」
下山文枝(台湾)―「こっちは故郷と同じ。ただ言葉が通じないだけ…」
平得栄三(台湾)―「魚がいればどこまででも行った。氷が見え始めたらその先には行かない」
米本登喜江(韓国)―「絶対に振り返らないで、前向きに生きて行こうと思ったんです」
中村京子(中国)―「八路軍のことは知らなかったけど、生きる道があるのなら入ろうと決めた」
金城善盛(サイパン)―「卒業したらニューギニアへ行って、パイナップルでも作ろうかと思っていた」
秋永正子(ポナペ)―「お父さんの生まれた国、非常に良かったと思いますよ」
佐藤弘(ロシア)―「年とって日本に戻ってどうするのさ。死ぬんならここで死んでしまえ、と僕はいうのさ」
原田茂作(キューバ)―「百姓は自分で出来る。可能性のある仕事だから働くだけ働いてやってきました」
生き抜いた人たち