ジャック・ラカン/〔著〕 -- 岩波書店 -- 2015.10 -- 146.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 146.1/ラカン-1/一般H 119879082 一般 利用可

資料詳細

タイトル 転移
書名ヨミ テンイ
巻次
著者名 ジャック・ラカン /〔著〕, ジャック=アラン・ミレール /編, 小出浩之 /訳, 鈴木國文 /訳, 菅原誠一 /訳  
著者ヨミ ラカン,ジャック , ミレール,ジャック・アラン , コイデ,ヒロユキ , スズキ,クニフミ , スガワラ,セイイチ  
出版者 岩波書店  
出版年 2015.10
ページ数等 300p
大きさ 22cm
原書名 Le transfert.∥の翻訳
一般件名 精神分析  
ISBN 4-00-024051-X
ISBN13桁 978-4-00-024051-2
定価 5200円
問合わせ番号(書誌番号) 1102132059
NDC8版 146.1
NDC9版 146.1
内容紹介 一九六〇年に始まったこのセミネールでラカンは、精神分析の根幹現象である「転移」に本格的に足を踏み入れる。分析者と被分析者の二項関係に基づく「転移」理解を乗り越えんとするラカンの眼前に浮かび上がったのは、プラトン『饗宴』で描かれる「愛」であった。上巻では、古典作品の斬新な解釈を通じて、愛する者と愛される者の関係を欲望の乱反射として描き出す。ソクラテスは愛の何を知っていたのか?欲望と「知」をめぐるスリルに満ちたセミネール第八巻。
著者紹介 【ラカン】1901~81年。パリ生まれ。パリ大学で精神医学を修め、主にパラノイアを研究。フランスの精神分析家。64年にはパリ・フロイト派を創設し、その後のフランス精神分析の隆盛に決定的な役割を果たす。主著に「エクリ」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
導入(始めに愛ありき)
愛の源―プラトンの『饗宴』の注釈(舞台装置と登場人物たち;愛の隠喩―ファイドロス;富者の心理学―パウサニアス;医学的調和―エリュキシマコス;球体の嘲弄―アリストファネス;エロスの場違いさ―アガトン;「エピステーメー」から「ミュトス」へ;超世界の出口;「アガルマ」;ソクラテスとアルキビアデスの間)
欲望の対象、そして去勢の弁証法(現在への転移;逆転移の批判)