資料詳細

  • 1 件中、 1 件目

死者とともに生きる 利用可

林道郎／著 -- 現代書館 -- 2015.8 -- 309.301

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 309.3/ﾊﾔｼ/一般Ｈ 119859282 一般 利用可

ページの先頭へ

資料詳細

タイトル 死者とともに生きる
書名ヨミ シシャ　ト　トモニ　イキル
副書名 ボードリヤール『象徴交換と死』を読み直す
シリーズ名 いま読む！名著
著者名 林道郎 ／著  
著者ヨミ ハヤシ，ミチオ  
出版者 現代書館  
出版年 2015.8
ページ数等 ２３０ｐ
大きさ ２０ｃｍ
内容細目 文献あり
ISBN 4-7684-1006-5
ISBN13桁 978-4-7684-1006-6
定価 ２２００円
問合わせ番号（書誌番号） 1102117033
NDC8版 309.301
NDC9版 201.1
内容紹介 ポストモダンの先駆的思想家ジャン・ボードリヤールは、日本では一九八〇年代に隆盛した消費社会論の中で若い論者に積極的に取り上げられブームとなった。一九九〇年代以降取り上げられることは少なくなったが二〇〇一年の同時多発テロ以降、グローバル化とテロリズムの関係に関しては二〇〇七年の晩年まで先鋭的な発言を続けた。本書は、そのボードリヤールが『象徴交換と死』で取り上げつつ、いつのまにか消えてしまった「死」の問題を引き継ぐという意識で書かれた、いわば「未完のボードリヤール」を完結させる思索の旅とでも言うべきものだ。美術史家でもある著者の視点は「３・１１以降」の閉塞感に覆われた日本、間断なきテロリズムが止まない世界、そんな不安定な時代の中で私たちがどのようにすれば生の実感を回復できるのかというところからスタートするが、それは必然的に死者の問題へとフォーカスしていく。
著者紹介 １９５９年生まれ。９９年コロンビア大学大学院美術史学科博士号取得。武蔵大学准教授を経て、現在上智大学国際教養学部教授。専門は美術史および美術批評。「アジアのキュビズム」展にはキュレーターとして参加。美術批評誌「ＡＲＴ　ＴＲＡＣＥ　ＰＲＥＳＳ」の編集も務める。 

ページの先頭へ

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章　今、なぜボードリヤール？
第１章　『象徴交換と死』を読む
第２章　アナグラムとしての日本、そしてアメリカ
第３章　なぜ「悪の知性」は誕生したのか
第４章　未完のボードリヤール―「死」の回帰性、断片性について
終章　エピローグとしての対話―歴史的想像力の「詩的展開」

ページの先頭へ