野上元/編著 -- ミネルヴァ書房 -- 2015.7 -- 361

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 361/ノカミ/一般H 119603069 一般 利用可

資料詳細

タイトル 歴史と向きあう社会学
書名ヨミ レキシ ト ムキアウ シャカイガク
副書名 資料・表象・経験
著者名 野上元 /編著, 小林多寿子 /編著  
著者ヨミ ノガミ,ゲン , コバヤシ,タズコ  
出版者 ミネルヴァ書房  
出版年 2015.7
ページ数等 359,7p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
一般件名 歴史社会学  
ISBN 4-623-07299-1
ISBN13桁 978-4-623-07299-6
定価 6500円
問合わせ番号(書誌番号) 1102111538
NDC8版 361
NDC9版 361
内容紹介 歴史社会学は社会学にどのような可能性をもたらすのか、またそれは歴史学の試みとどのように重なり、どのように異なるのか。本書は、社会学における「歴史」への多様なアプローチによる成果を通してその意義を提示する。
著者紹介 【野上】1971年東京生まれ。99年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。主著『戦争体験の社会学-「兵士」という文体』『戦争社会学の構想-制度・体験・メディア』。 
著者紹介 【小林】1956年東京都生まれ。87年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。主著『物語られる「人生」-自分史を書くということ』『ライフストーリー・ガイドブック』。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
社会学が歴史と向きあうために―歴史資料・歴史表象・歴史的経験
第1部 歴史資料の創造性(社会学の史料としての写真の可能性―近代フランスの歴史保存における写真をめぐって;歴史的資料としての社会調査データ;地域で地域の歴史を書く―大字誌論の試み;京水の幻影、鴎外の追憶―「湮滅」を記述する歴史社会学の可能性)
第2部 歴史表象の文化政治(家族写真から震災をまなざす―被災写真をめぐる表象と意味変容;都市祭礼の継承戦略をめぐる歴史社会学的研究―長浜曳山祭における社会的文脈の活用と意味づけの再編成;ニュータウンにおける経験の地層と語りの実践;サブカルチャーと昭和の記憶;新自由主義時代の歴史観光まちづくり―愛媛県松山市「坂の上の雲まちづくり」における「歴史」の利用)
第3部 歴史経験の再帰性(語り継がれる物語の社会的文脈―戦争体験を語り継ぐ沖縄の実践から;産婆の近代と出産の医療化―『助産之栞』を口述史料として読む;エスニックな場所、多人種の痕跡―リトルトーキョー ブロンズヴィルの描き方;「ドイツ統一」に関する東ドイツ社会科学者の経験―ベルリン・フンボルト大学を事例としたインタビュー調査より;オーラルヒストリーと戦争体験の“歴史化”―『沖縄県史』第9巻と宮城聰文書)