菊地健三/著 -- 晶文社 -- 2015.5 -- 134.2

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 134.2/キクチ/一般H 119679615 一般 利用可

資料詳細

タイトル カントと動力学の問題
書名ヨミ カント ト ドウリキガク ノ モンダイ
著者名 菊地健三 /著  
著者ヨミ キクチ,ケンゾウ  
出版者 晶文社  
出版年 2015.5
ページ数等 199,7p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 動力学  
ISBN 4-7949-6878-7
ISBN13桁 978-4-7949-6878-4
定価 2500円
問合わせ番号(書誌番号) 1102098197
NDC8版 134.2
NDC9版 134.2
内容紹介 カントは「動力学的」という概念を批判期以前から最晩年の『オプス・ポストゥムム』における「動力学的エーテル」に至るまで、重要な箇所で使用している。動力学的というこの概念は、超越論的という概念と外延を共有している部分もあり、カント哲学体系における「自然の形而上学」と「人倫の形而上学」、自然と自由の空隙を埋める鍵を握っていると思われる。この著作はこのようなカント的動力学の謎を解明しようとする野心的試みである。
著者紹介 1946年秋田県生まれ。専修大学文学部教授。著書に『カントと二つの視点』、共著に『西洋の美術』『ジル・ドゥルーズの試み』他、訳書にヤウヒ『性差についてのカントの見解』がある。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 前批判期における「自然の形而上学」の問題点
第2章 『純粋理性批判』と動力学的という概念
第3章 『自然科学の形而上学的原理』における動力学
第4章 人倫の形而上学と動力学
第5章 『判断力批判』と動力学
第6章 『オプス・ポストゥムム』における動力学的エーテル