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幸せのグラス
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バーバラ・ピム/〔著〕 -- みすず書房 -- 2015.5 -- 933
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所蔵は
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
鳥取県立
一般
933/ヒム/一般
119676694
一般
利用可
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資料詳細
タイトル
幸せのグラス
書名ヨミ
シアワセ ノ グラス
シリーズ名
lettres
著者名
バーバラ・ピム
/〔著〕,
芦津かおり
/訳
著者ヨミ
ピム,バーバラ , アシズ,カオリ
出版者
みすず書房
出版年
2015.5
ページ数等
369p
大きさ
20cm
原書名
A glass of blessings.∥の翻訳
ISBN
4-622-07909-7
ISBN13桁
978-4-622-07909-5
定価
3600円
問合わせ番号(書誌番号)
1102096538
NDC8版
933
NDC9版
933.7
内容紹介
『秋の四重奏』から日本でも愛読者を得たバーバラ・ピム。『幸せのグラス』は、おひとりさま小説『よくできた女』とともに前期喜劇の双璧をなす長編である。語り手をつとめるヒロインは、戦後ロンドンの高級住宅街で役人の妻として何不自由ない生活を送る、33歳の美しきウィルメット・フォーサイス。しかし実のところ彼女は人生に退屈している。そこに現れたのが謎めいた美男子ピアーズ。酒癖が悪く、危なっかしい彼に心惹かれるウィルメットは、自分の不倫願望には無自覚のまま「ピアーズ改良計画」の名分のもと彼に接近してゆく。どこまでも軽やかな筆致で彼女の関心や悩みを語りながら、ウィルメットが欠点だらけのうぬぼれたダメ女にもかかわらず、読者に彼女を憎ませない手法は、20世紀のジェイン・オースティンと呼ばれるピムの上手さ全開である。生誕百周年を過ぎた今日に至るまで人気は衰えず、研究者・批評家によるピム論も跡を絶たない。詩人フィリップ・ラーキンは『幸せのグラス』をピム作品のなかでもっとも巧緻な最高傑作とみなしている。
著者紹介
【ピム】1913~80年。イングランド・シュロップシャー州のオスウェストリー生まれ。オックスフォード大学セント・ヒルダ・コレッジ卒。50年『なついた羚羊』でデビュー。『よくできた女』で作家としての評価を確立。その後、『秋の四重奏』などを出版。
著者紹介
【芦津】京都大学文学部卒、同大学大学院修士・博士後期課程修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授。イギリス文学。主にシェイクスピア劇を中心に研究している。訳書にバーバラ・ピム『よくできた女』など。
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