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多数決を疑う利用可

坂井豊貴／著 -- 岩波書店 -- 2015.4 -- 311.7

所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
鳥取県立	書庫	311.7/ｻｶｲ/一般Ｈ	119690240	一般	利用可

タイトル	多数決を疑う
書名ヨミ	タスウケツ　オ　ウタガウ
副書名	社会的選択理論とは何か
シリーズ名	岩波新書
シリーズ巻次	新赤版１５４１
著者名	坂井豊貴／著
著者ヨミ	サカイ，トヨタカ
出版者	岩波書店
出版年	2015.4
ページ数等	１８０ｐ
大きさ	１８ｃｍ
内容細目	文献あり
一般件名	民主主義
ISBN	4-00-431541-7
ISBN13桁	978-4-00-431541-4
定価	７２０円
問合わせ番号（書誌番号）	1102094245
NDC8版	311.7
NDC9版	311.7
内容紹介	選挙の仕組みに難点が見えてくるとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか？本書では社会的選択理論の視点から、人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える。多数決に代わるルールは、果たしてあるのだろうか。
著者紹介	１９７５年広島県生まれ。９８年早稲田大学商学部卒。２０００年神戸大学経済学修士課程修了。０５年ロチェスター大学経済学横浜博士課程修了。横浜市立大学経営科学系、横浜国立大学経済学部、慶應義塾大学経済学部の准教授を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。

タイトル	著者名	ページ
第１章　多数決からの脱却（多数決を見つめ直す；ボルダルール；実用例；是認投票）
第２章　代替案を絞り込む（コンドルセの挑戦；データの統計的処理；さまざまな集約ルール）
第３章　正しい判断は可能か（真実の判定；『社会契約論』における投票；代表民主制）
第４章　可能性の境界へ（中位投票者定理；アローの不可能性定理；実証政治理論；最適な改憲ハードルの計算）
第５章　民主的ルートの強化（立法と執行、主権者と政府；小平市の都道３２８号線問題；公共財供給メカニズムの設計）