木村朗子/著 -- 講談社 -- 2015.3 -- 913.422

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 913.4/キムラ/一般H 119642738 一般 利用可

資料詳細

タイトル 女たちの平安宮廷
書名ヨミ オンナタチ ノ ヘイアン キュウテイ
副書名 『栄花物語』によむ権力と性
シリーズ名 講談社選書メチエ
シリーズ巻次 596
著者名 木村朗子 /著  
著者ヨミ キムラ,サエコ  
出版者 講談社  
出版年 2015.3
ページ数等 277p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり
一般件名 女性(文学上)  
ISBN 4-06-258599-5
ISBN13桁 978-4-06-258599-6
定価 1750円
問合わせ番号(書誌番号) 1102083068
NDC8版 913.422
NDC9版 913.392
内容紹介 かつて閨房から権力が生まれる時代があった。摂関政治とは「娘の懐妊」にすべてが賭けられたシステムである。女であること、生むこと、母となること…。その連なりに走る亀裂が男たちの世界をつくり、やがて掘り崩すことを、『栄花物語』の作者は見逃さない。「男もすなる歴史を女もしてみむ」ともいうべき語りの冒険を読み解く。
著者紹介 1968年横浜市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。現在、津田塾大学教授。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。著書に「乳房はだれのものか-日本中世物語にみる性と権力」女性史学賞受賞など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに なぜ『栄花物語』なのか
第1章 「オモテの権力」と「ウラの権力」
第2章 後宮からの出発
第3章 花山帝という存在
第4章 生む政治
第5章 女房・召人・乳母
第6章 システムの揺らぎを語る
むすびに 院政期のはじまりへ