磯野真穂/著 -- 春秋社 -- 2015.1 -- 389

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 389/イソノ/一般H 119561317 一般 利用可

資料詳細

タイトル なぜふつうに食べられないのか
書名ヨミ ナゼ フツウ ニ タベラレナイノカ
副書名 拒食と過食の文化人類学
著者名 磯野真穂 /著  
著者ヨミ イソノ,マホ  
出版者 春秋社  
出版年 2015.1
ページ数等 284,15p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
一般件名 文化人類学 , 摂食障害  
ISBN 4-393-33336-5
ISBN13桁 978-4-393-33336-5
定価 2500円
問合わせ番号(書誌番号) 1102072428
NDC8版 389
NDC9版 389
内容紹介 医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。
著者紹介 1999年早稲田大学人間科学部卒、2003年オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了。10年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。早稲田大学文化構想学部助教を経て現在、国際医療福祉大学大学院講師。医療者に向け文化人類学を教える傍ら、医療現場でのフィールドワークを続ける。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 ふつうに食べられない人生(視線・応答・逃避―結城理央の場合;飲まない半生―長田奈々の場合;拡縮する自己―荻原由佳の場合;外見がすべて―田辺敬子の場合;誰が「やせ」を望むのか)
第2部 医学的視座―「摂食障害」の治し方(還元主義―「個人を見よ」という医学の教え;還元主義の検証―とりこぼされたもの;カロリー地獄―澤拓美の場合;「おいしさ」のない食事―概念による体験の抑圧;ぶれる―武藤さゆりの場合;「家族モデル」の閉じられた救済)
第3部 食体験準拠論―体験が語る食の本質(フロー―過食の「楽しさ」;反転する日常―キャベツで過食ができない理由;食の本質―私たちが食べるわけ)