桂木隆夫/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2014.9 -- 121.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 121.5/カツラ/一般H 119448185 一般 利用可

資料詳細

タイトル 慈悲と正直の公共哲学
書名ヨミ ジヒ ト ショウジキ ノ コウキョウ テツガク
副書名 日本における自生的秩序の形成
著者名 桂木隆夫 /著  
著者ヨミ カツラギ,タカオ  
出版者 慶應義塾大学出版会  
出版年 2014.9
ページ数等 291,4p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 日本思想-歴史-近世 , 日本思想-歴史-明治時代  
ISBN 4-7664-2174-4
ISBN13桁 978-4-7664-2174-3
定価 5200円
問合わせ番号(書誌番号) 1102045144
NDC8版 121.5
NDC9版 121.5
内容紹介 本書は、戦国時代の混乱を武力を以て終わらせた徳川家康の統治思想が、日本の公共哲学の原型であるという意表を突く主張から始まる。そして、家康に淵源し、以後250年に及ぶ平和と安定を支えた公共哲学を、鈴木正三、『葉隠』、白隠慧鶴、太宰春台、海保青陵、そして福澤諭吉の思想に探ってゆくのである。西欧のヒューマニズムが基づく軍事と土地所有ではなく、軍事と商業。すなわち、武士と商人の相互性と、両者のバランス感覚としてのヒューマニズム、そしてそれが育んだ自生的秩序が日本の公共性の核心にあることを、「慈悲」と「正直」を鍵語に解き明かす。現代の公共哲学に歴史からの再考を迫る、知的冒険の書である。
著者紹介 1951年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。学習院大学法学部教授。専攻は公共哲学、法哲学。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 日本のヒューマニズムはどこから来たか
第2章 君主的ヒューマニズムと徳川期の公共思想
第3章 武士道について
第4章 武士道と慈悲の観念
第5章 商人道における正直、その思想的系譜
第6章 富国強兵と枢密賞
第7章 福澤諭吉とマシュー・ペリー
第8章 福澤諭吉の公共思想