黒古一夫/著 -- 彩流社 -- 2014.7 -- 910.268

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/クロコ/一般H 119404048 一般 利用可

資料詳細

タイトル 井伏鱒二と戦争
書名ヨミ イブセ マスジ ト センソウ
副書名 『花の街』から『黒い雨』まで
著者名 黒古一夫 /著  
著者ヨミ クロコ,カズオ  
出版者 彩流社  
出版年 2014.7
ページ数等 221,6p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 戦争文学  
個人件名 井伏 鱒二  
ISBN 4-7791-2034-9
ISBN13桁 978-4-7791-2034-3
定価 2400円
問合わせ番号(書誌番号) 1102035766
NDC8版 910.268
NDC9版 910.268
内容紹介 被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』…。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』…。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。
著者紹介 1945年群馬県生まれ。法政大学大学院博士課程満期退学、現在文芸評論家、筑波大学名誉教授、華中師範大学外国語学院大学院特別招聘教授。著書に『北村透谷論-天空への渇望』他。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序 今なぜ井伏鱒二と戦争なのか
第1章 瞋恚を胸に、「書くこと」に徹す―「戦争」への処し方(1)
第2章 『花の街』から『遙拝隊長』へ―「戦争」への処し方(2)
第3章 『徴用中のこと』が孕むもの―「戦争」への処し方(3)
第4章 戦時下の「日常」―「戦争」への処し方(4)
第5章 「庶民=常民」の目線―戦中から戦後へ、その「揺るがぬもの」
第6章 原爆文学としての『黒い雨』
第6章補論 『黒い雨』盗作説を駁す―捏造される文学史
第7章 井伏鱒二と原発―戦後文学史の中で