ホルスト・ブレーデカンプ/著 -- 産業図書 -- 2014.7 -- 134.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 134.1/フレテ/一般H 119512708 一般 利用可

資料詳細

タイトル ライプニッツと造園革命
書名ヨミ ライプニッツ ト ゾウエン カクメイ
副書名 ヘレンハウゼン、ヴェルサイユと葉っぱの哲学
著者名 ホルスト・ブレーデカンプ /著, 原研二 /訳  
著者ヨミ ブレーデカンプ,ホルスト , ハラ,ケンジ  
出版者 産業図書  
出版年 2014.7
ページ数等 199p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
原書名 Leibniz und die Revolution der Gartenkunst.∥の翻訳
一般件名 庭園-歴史  
ISBN 4-7828-0177-7
ISBN13桁 978-4-7828-0177-2
定価 3000円
問合わせ番号(書誌番号) 1102032914
NDC8版 134.1
NDC9版 134.1
内容紹介 偉大なる哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツが庭園という制度に重大な動機を与えていたとは、周知のことではなかった。ライプニッツが“自然と人工”をめぐる観念を抽出したのは、ハノーファの有名なヘレンハウゼン・バロック庭園における庭園形成からだという。本書は、18世紀風景式庭園の席捲をもっと“造園革命”とする文化史の常識を転倒させようという。風景式庭園のなだらかにカーブする遊歩道に認められてきた自由の思想は、バロック庭園の輻輳した幾何学にこそある、幾何学こそが本来の庭園革命なのだと。
著者紹介 【ブレーデカンプ】1947年生まれ。93年以降フンボルト大学芸術史教授、2003年以降ベルリン科学院永年フェロウ。その他プリンストン大学、ゲッティ・センター、ブダペスト・コレギウムのフェロウを歴任。00年ジークムント・フロイト賞受賞ほか。 
著者紹介 【原】1978年東京大学人文科学科大学院独文学博士課程中退、名古屋大学教養部ドイツ語講師。81年ウィーン大学人文学部演劇学科留学。86年東京都立大学人文学部独文学研究室助教授。96年同教授。2007年大妻女子大学比較文化学部教授。主な著書「シカネーダー」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 ヘレンハウゼン大庭園(主役たち:ゾフィー、ライプニッツ、ゾフィー・シャルロッテ;ヘレンハウゼン大庭園の史的階梯;ウード・フォン・アルフェンスレーベンと研究の開始;バロック庭園と風景式庭園の狭間にいるライプニッツ)
2 ヘレンハウゼンにおけるライプニッツの活躍(実用、対話、省察;運河計画(1695‐1696);大噴水の象徴学と造営(1701‐1720))
3 ライプニッツのヘレンハウゼン・フィロゾフィー(識別不能原理;ヴェルサイユと内在的な無限性;逸脱術(Die Kunst der Abweichung);モナドロジーの図化)
4 バロック庭園の現代性(風景式庭園の抱えた数々のパラドックス;多孔性バロック庭園;幾何学の自然らしさ;ルクレーティウスの雲)