関幸彦/〔著〕 -- 講談社 -- 2014.7 -- 210.01

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 210.01/セキ/一般H 119401838 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「国史」の誕生
書名ヨミ コクシ ノ タンジョウ
副書名 ミカドの国の歴史学
シリーズ名 講談社学術文庫
シリーズ巻次 2247
著者名 関幸彦 /〔著〕  
著者ヨミ セキ,ユキヒコ  
出版者 講談社  
出版年 2014.7
ページ数等 234p
大きさ 15cm
一般注記 『ミカドの国の歴史学』(新人物往来社1994年刊)の改題
一般件名 歴史学-日本-歴史  
ISBN 4-06-292247-9
ISBN13桁 978-4-06-292247-0
定価 840円
問合わせ番号(書誌番号) 1102032568
NDC8版 210.01
NDC9版 210.01
内容紹介 近代日本の歴史学は、江戸期の知的伝統と洋学が結合し、摩擦を起こしながら、「新しい日本の自画像」を描くべく成立した。山片蟠桃や平賀源内の合理的思考。福沢諭吉、西周の学問観。実証史学を移植したドイツの歴史家リースと「国史」誕生への道程。そして久米邦武筆禍事件、南北朝正閏論争など、国家との軋轢の中で歴史学は挫折し、鍛えられていく。
著者紹介 1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻後期博士課程修了。現在,日本大学文理学部教授。主な著書に『武士の誕生』『武士団研究の歩み』『北条政子』『東北の争乱と奥州合戦』『百人一首の歴史学』『鎌倉殿誕生』『その後の東国武士団』『承久の乱と後鳥羽院』『蘇る中世の英雄たち』ほか。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 「ガリヴァー」の遺産―近代史学のルーツ(江戸のなかの西洋;江戸期の考証学;近代史学の周辺)
第2章 「ミカドの国」の周辺―近代明治の学問事情(開化期の史学事情;文明史からの解放)
第3章 「カイザーの国」の歴史学―西欧史学の移植(「欧羅巴」史学の履歴書;リースと「史学会」;リースが見た「日本」)
第4章 「ミカドの国」の歴史学―久米事件とその周辺(久米邦武筆禍事件;「ミカドの国」の輪郭;久米事件の源流)
第5章 「ミカド」から「天皇」へ―喜田事件とその周辺(南北朝正閏論争;南北朝問題の源流;「ミカドの国」の終焉)