河本英夫/著 -- KADOKAWA -- 2014.5 -- 104

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 104/カワモ/一般H 119338170 一般 利用可
鳥取県立 2階郷土 14/ 104/カワモ/郷土人物 119340571 郷土県人 利用可
鳥取県立 書庫 104/カワモ/県人H 119341231 郷土県人 禁帯出

資料詳細

タイトル 〈わたし〉の哲学
書名ヨミ ワタシ ノ テツガク
副書名 オートポイエーシス入門
シリーズ名 角川選書
シリーズ巻次 541
著者名 河本英夫 /著  
著者ヨミ カワモト,ヒデオ  
出版者 KADOKAWA  
出版年 2014.5
ページ数等 230p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり
一般件名 哲学  
ISBN 4-04-703541-6
ISBN13桁 978-4-04-703541-6
定価 1600円
問合わせ番号(書誌番号) 1102022110
NDC8版 104
NDC9版 104
内容紹介 哲学の究極の課題とは、日々新たな自己になることである。めまぐるしく変化する現代にあって、躍動感のある精神を保ち、自身の新たな可能性を切りひらくには?難局に出会うたび変貌し、新たな希望を掴んだ科学者・寺田寅彦、作家・坂口安吾、画家・マティス…。人間が秘める力を最大限に発揮し、新たな能力を形成するオートポイエーシス理論を背景に、弾力性のある生涯を生きた人々の自己実現の哲学を探る。
著者紹介 1953年鳥取県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東洋大学文学部教授。専門は哲学・システム論・科学論。次世代型システム論「オートポイエーシス」を展開し、現象学、精神病理学、リハビリ、アートなど多彩な現場とコラボレーションを行う。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 束の間の少年―“少年知”の輪郭(ピーターパン;少年の「類似体」)
第1章 不思議さのさなかを生きる―寺田寅彦(一八七八~一九三五年):永遠の科学少年(少年が生きる不思議さの感覚;多様な現象を見る眼の形成;自己組織化する世界のなかで;感性による推論)
第2章 身の丈を一歩超え続ける―アンリ・マティス(一八六九~一九五四年):終わりのない工夫の連鎖(「ふんわりとした解放感」の人;色の発見;時代の偶然;相棒)
第3章 成熟しないシステム―坂口安吾(一九〇六~一九五五年):人間の番外地(無垢の魂;おのずと欠落していくものへの快と「非哀」;“束の間の少年”の結晶体;異系発達の者たちの傍らにいる安吾)
終章 オートポイエーシス少年―哲学の彼方へ(オートポイエーシスとは何か;オートポイエーシスの応用)